小動物/小さなペット関連情報

ペットと一緒に香りを楽しんでしまいましょう! ペットと楽しむアロマテラピー

人間によいと言われているアロマテラピー。人間にいいものがペットに悪いわけがありません。それどころか、人間よりもペットにいいかもしれません。香りがもたらす自然の治癒力を高める効果を試してみませんか?

執筆者:村田 亜衣

近年、アロマテラピーはあちこちで聞かれる言葉となりました。 アロマテラピーはアロマ(芳香)とテラピー(療法)という言葉を組み合わせてできた言葉で、 言葉のとおり、香りで身体・精神状態をよくしていくものです。 人間同様ペットにも効果が期待できるものですので、興味を持ってもらえたら嬉しく思います。

香りが私たち人間やペットに及ぼす影響というものは、はっきりとは自覚できないものかもしれません。 でも、匂いは私たち人間を含め、動物にいろいろな影響を与えるものなのです。 匂いを嗅ぐことで私たちはある種の刺激を受けます。 それは、ラーメンの匂いを嗅いでお腹がすいてしまうというようなはっきりした刺激なことも ありますが、アロマテラピーで得る刺激ははっきりとしたものではありません。 自覚することがないくらいの刺激です。

▽ストレスに効く!

アロマテラピーの効用は、人間もペットも同じです。 鎮静作用や鎮痛作用、ストレス緩和などの効果が匂いによって得ることができます。 ペットに是非アロマテラピーをさせてあげて欲しいと思う理由のひとつが、ストレス緩和です。 ストレスというのは人間にもペットにも望ましくないものです。 ストレスで病気になることや、病気を悪化させてしまうこともあります。 ですので、ストレスはできるだけ与えない環境を作って欲しく思っています。 とはいっても、遊びに来た親類の子供がペットを無理に抱っこしてしまうなど、避けられないストレスもあるかと思いますので そういったときには是非アロマテラピーで少しだけでもストレスを和らげてもらえれば、と思います。

▽アロマは痛みを和らげる?

また、痛みを伴っているであろう病気中にもいいと思います。 痛み止めの薬を与えていても、実際に痛みが無くなっているのかどうか 私たち人間はわかりません。ペットの動作から判断することになります。 しかし、判断し損なえばペットは痛みを持ったままとなってしまいますし、 心配しすぎて強い痛み止めを与え続けてしまったら今度は薬の副作用が襲ってくるかもしれません。 気休めにしかならないかもしれませんが、 もしペットが匂いでちょっとだけでも痛みが和らぐのであれば、 それだけでも試してみる価値があるのではないでしょうか?

小動物と呼ばれるペットたちには通院がストレスとなることもあります。 痛みを伴わない病気にしても、病中・病後に体調がおもわしくないときなど、 アロマテラピーで落ち着かせてあげたり、 気分転換させてあげることで病気の回復を早めることもあるそうです。 私たちより嗅覚がすぐれているだけに、効果のある子にはすごくいいものだと思いますので、 是非一度、試してみて欲しく思います。

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