経済的負担・設備編
イグアナを健康に、幸せに飼育してあげるためには結構お金がかかることも忘れてはいけません。
先にも述べましたが、飼育ケースも大きくなくてはいけません。
また後述しますが彼らには「
保温」「
紫外線」が必要ですから、光熱費と専用の照明器具が継続的にかかります。
経済的負担・エサ編
イグアナは植物食性で、できれば毎日新鮮な野菜や果物を与える必要があります。
毎日の食事のための買い物をされる方ならわかると思いますが、新鮮な野菜や果物というのは、意外に高いものです。できれば農薬などの心配がない安全なモノを与えたいですし。
経済的負担・病気編
イグアナは、どちらかというと丈夫な生き物ですが、やはり日本の気候は、彼らのふるさととは異なる環境ですから、さまざまな病気にかかったりケガをしたりして動物病院のお世話になることが考えられます。
残念ながら、動物病院でイグアナを診てもらえるところというのは、そう多くはありません。一時期よりは、ずいぶん増えたんですけど。都合良く近所にイグアナを診てもらえる病院があるとは限りませんから、通院に交通費もかかります。
また、一般的ではありませんから、ある意味特別な診療になってしまうため、診察料も割高になってしまうのも仕方ないでしょう。
誤解されてしまう言い方ですが、下手に大きいが故に手術できてしまうため、手術代も必要になる例も多いようです。
周囲の理解が得られにくい
いくら、キレイでおとなしくても見た目は恐竜ですし、大きなトカゲです。
イヌやネコよりは周囲の理解が得られにくいのは覚悟が必要です。
特に、アパートなどの賃貸住宅で、はじめの契約書に「イグアナ禁止」と書いてないからいいのでは?なんて言うのは、常識力の欠如でしょう。
部屋を汚す可能性、臭いを付ける可能性、近隣住民の感情などを考えれば、それらの懸念は杞憂であることを理解して許可をしてもらう必要がある生き物です。
いかがでしょうか?イグアナは、キレイでカワイイ、ちょっと変わったペット、というような感覚で飼育できる生き物ではないのがおわかりいただけましたでしょうか?
安易な覚悟での飼育は、イグアナも飼育者も不幸な目に遭う可能性があるのです。
よく考えてみると
ただ、ちょっと冷静に落ち着いて考えてみると、ここまで挙げてきたイグアナ飼育の欠点、あるいは一般の両爬飼育者の中にある、これらイグアナ飼育への先入観って、そんなにマイナス要因でしょうか?
よく考えてみたら、これらの欠点って「適温の維持」「紫外線必須」以外は、中型以上のイヌを飼育するのと、別に変わりはないような気がします。というかイヌより楽なのではないでしょうか?
イヌも咬まれれば大けがするし、室内で飼育するのならドッグサークルを使ったり部屋の中で放し飼いしたり。
エサ代だってイヌの方がたくさん食べるだろうし、動物病院の世話になるのはイヌの方が多いような気もするんですが。
私も、イヌやネコを部屋の中で放し飼いしている方の家などに行きますが、毛はスゴイわ、柱や障子、フスマはボロボロになるわ、臭いはするわで、本当に犬猫の飼育者って大変だなぁ、って感じるんです。いや、イヌもネコも大好きなんですよ。私だって。
イグアナ飼育は大変、って結局は、ヘビとかヤモリとかの比較的飼育が楽な両爬飼育者の価値観なんだろうな、と改めて感じているところです。
要は、初心者が何の予備知識も持たずに飼育を始めてしまうところなんだろうな、という気がします。
ということで、ちょっとイグアナ飼育が持つ可能性を示唆したところで、
後編へ続きます!!
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