私だってキレなきゃおさまらないときはあるんですっ
ここまでこじれたら、もう離婚しかないだろ |
結婚に反対だった? いい嫁が来てくれたって言ってたのはどこの誰ですか? ついさっきだって、うちの大切な嫁とか言ったばかり。私の親の悪口がよく言えますね。躾が悪いのはお義母さんのほうでしょ!」
A子さんは、「あぁ、義母にこんな口を聞いてしまったら、離婚へと一歩前進だわ」と、義母に告白しすっかり敵に回してしまったことを後悔しました。その後、すぐに夫と話し合いを持ちやり直そうしましたが、その度に義母に仕切られ、結局慰謝料200万円をもらい離婚が成立したのでした。
キレればそのときはスッキリするけれど―
A子さんは「あの時、頭に血が上っている状態で冷静な判断ができず、ついすべてを話してしまった。義母に話さなければ私たちは離婚を避けられたかも知れないと思うと、時間を戻してもう1度あの時点からやり直したいと後悔することしきりです」A子さんの義母は一人息子を溺愛していました。同居こそしていないものの近所に住み、頻繁に息子の顔を見に来たり、息子の好物を届けたりしていたのです。このあたりのことをみきわめ、義母に話してしまったら、義母がどんな反応をするか、そこまで想像をして「打ち明けないほうがいい」と判断すればよかったわけです。
もちろんA子さんの例とは逆に、義母に打ち明けて味方となってもらい夫の浮気を止めさせることに成功した例もあります。自分と義母との関係、夫と義母との関係、義母の人間性などを総合的に判断し、打ち明ける・打ち明けないをみきわめるべきです。とはいえ大概において、やっぱり母親にとって自分の息子は可愛いもの。夫の身内に相談しても味方してもらえるなどと期待しない、夫の身内には相談しないのが無難でしょう。
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