ミュンヘン/ミュンヘンの観光・博物館

ミュンヘン旅行のモデルコース(4ページ目)

ミュンヘン滞在は一日だけ……。見どころが各地に散らばっているドイツでは、一ヶ所に滞在できる日数も限られることもしばしば。こんな時、どのスポットを見て、どんなコースで回るべきか迷いますよね。ミュンヘン観光は一日だけ! という時のために、一日をフル活用してミュンヘン旧市街の主な観光スポットと有名博物館2館を巡るコースをご紹介します。

執筆者:尾方 綾子

15:00 博物館エリアへ移動

ミュンヘン旧市街をはさんでドイツ博物館の反対側には、世界的にも有名な博物館や美術館が集中する博物館エリアがあります。ミュンヘンに来たなら、ドイツ博物館のほかに、博物館エリアから少なくとも一館は訪れておきたいところ。ドイツ博物館から博物館エリアへの行き方は様々ですが、各駅電車Sバーンと路面電車を乗り継ぐルートを一例としてご紹介しておきます。

<DATA>
■乗り継ぎ例
  • 15:13 ドイツ博物館から最寄りのイーザルトーア駅から各駅電車Sバーン乗車
  • 15:16 イーザルトーア駅から二駅目のカールスプラッツ(Karlsplatz)駅下車
  • 15:20 カールスプラッツ駅は地下なので、地上に出て路面電車27番に乗車
  • 15:25 ピナコテーケン(Pinakotheken)停留所下車。4館の美術館が徒歩5分圏内です!

15:30 ピナコテーク・デア・モデルネ

ユニークな展示のデザイン部門

ユニークな展示のデザイン部門

無駄のないシャープな外観のピナコテーク・デア・モデルネ

無駄のないシャープな外観のピナコテーク・デア・モデルネ

ピナコテーク・デア・モデルネは20世紀と21世紀メインの美術館。「ピナコテーク」はもともとギリシャ語で絵画館を意味しますが、ピナコテーク・デア・モデルネのコレクションは絵画に留まらず、アート・デザイン・建築・グラフィックを幅広くカバーしています。2002年にオープンした新しい美術館ですが、そのコレクションは世界から注目される充実度。誰でもきっと楽しめるのはデザインのフロアでしょう。20世紀初頭のユーゲントシュティールのエレガントな家具から自動車やPCまで、実物をまるごと使った展示がユニーク。現代美術の巨匠たちの絵画や彫刻がズラリと並ぶアート部門もおすすめです。

現代美術よりも歴史ある絵画に心ひかれる人には、ピナコテーク・デア・モデルネの代わりにアルテ・ピナコテークかノイエ・ピナコテークへ行ってみましょう。アルテ・ピナコテークには、ヴィッテルスバッハ家が収集したヨーロッパ中近世の美術品が約700点。ノイエ・ピナコテークはドイツ第二の近代美術館で、印象派はじめ19世紀の絵画と彫刻をコレクションしています。

<DATA>
Pinakothek der Moderne(ピナコテーク・デア・モデルネ)
開館時間:火~日曜10:00~18:00(木曜は20:00まで)
入館料:大人10ユーロ、子供(6~15歳)7ユーロ
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