この成分に効果アリ!
抹茶は特別な育て方をした茶葉を細かく挽いたもの。茶葉を丸ごと食べている感じですね! |
■茶カテキン
良く聞く茶カテキンは、お茶に入っている成分で、ポリフェノールの一種です。ポリフェノールは、ワインやチョコレート、野菜や果物にも含まれていて、えぐ味や渋みなどを感じることもあります。
この茶カテキンには、脂肪を燃やしてくれる働きがあることが近年わかってきています。特に、毎日継続して摂ることや、運動を合わせると、よりその効果が高まると言われています。
茶葉を使って急須で淹れたお茶は、1杯あたりの茶カテキンの量が80mg程度(茶碗120mlあたり)のようです。研究結果を見ると、茶碗1日4~5杯分程度の量(茶カテキンに換算して400mg~588mgと研究により異なる)を継続的に飲んだ時に、1ヵ月1kgほどの体重減少の効果が現れていることも実証されています。更に、肥満度の高い人ほどそれが顕著に出るのだそうですよ!
■カフェイン
お茶に含まれるカフェインは、褐色脂肪細胞に働きかけて体温を上げ、体脂肪の分解を促進すると言われています。カフェインは、ぬるいお湯よりも熱いお湯でお茶を淹れた時に多く出てくるようなので、熱い煎茶を飲むのも良いですね。
次のページではお茶の上手な飲み方をご紹介します!
【参考資料】
花王株式会社 高濃度茶カテキンの研究情報資料
株式会社伊藤園 お茶百科