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古城街道の町コーブルクの城塞と美しい広場(2ページ目)

古城街道の町コーブルク。山の上にある立派な城塞、ネオゴシック様式のエーレンブルク城、美しい町の広場、香ばしい焼きソーセージ……。日本ではまだあまり知られていませんが、実はとってもオススメの町なんです!

執筆者:カルカ 麻美


コーブルクの市庁舎とソーセージのお話

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古城街道の町コーブルク
市庁舎も立派な建物。この広場でぜひコーブルク名物の焼きソーセージを食べよう!


シュタットハウスの向かい側に立つのは市庁舎(Rathaus)。1580年建築、その後1752年と1905年に大規模な改築が行われています。

正面中央の三角屋根の上には、守護聖像マウリツィウス(Hl.Mauritius)が立っています(小さいので肉眼ではあまり良くは見えませんが……)。コーブルク名物といえば、松ぼっくりで焼いた香ばしい焼きソーセージですが、このソーセージの長さはマウリツィウスが持っている元帥杖(バトン)の長さである31cm、ということになっているんですよ。これは17世紀頃から言い伝えられていたことなのですが、当時は元帥杖の長さは35~40cm、といった曖昧なものでした。1982年にようやく正式に長さが計られ、「31cm」ということが判明。ただしソーセージを焼く前の生の状態で31cm、ということなので、焼きあがったソーセージの長さはこれより短めになることが多いようです。

広場ではソーセージを焼く屋台があって、いい香りがしてきます。長いソーセージを丸いパンにはさんでもらって、ぜひ食べ歩きしてみてくださいね。

次のページでも引き続きコーブルクの町並みをご紹介します!
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