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予防医学の第一人者が提唱! 細胞レベルから若返る食生活

「我慢」「無理」だらけの美容・健康にサヨウナラ。今年は食生活を含む日常の所作の中で、無理が少なく日常的に手軽に取り入れられることを持続することで、本物の美しさを手に入れましょう。

執筆者:柏木 珠希


新年、どんな“美”に関する目標を立てましたか?

みなさん、お正月になると「今年こそは」といろいろな目標を立てるのではないでしょうか。
美容に関しても「今年こそは外食を減らしてやせるぞ」とか「スポーツクラブに通うぞ」とか、いろいろ心に誓いを立てていることでしょう。

でも、その目標って確か去年も同じように口にしていたような…?

そう、何でも続けることって非常に難しいものです。


これから目指すべきは“サステイナブル・ビューティ”

安岡博之先生。南赤坂クリニック院長。慶応大学医学部卒業。米国ジョーンズ・ホプキンス大学病院、エモリー大学病院などに留学、最新の放射線医学、早期予防およびストレスマネジメントについて学ぶ。著書に「シーフードベジタリアン」(英治出版)など。今春に新刊「サステイナブル・ビューティ」発売予定。
「いえ、これまでの美容法・ダイエット法は外食はダメとか、苦手な運動をしたりとか、ムリなことが多すぎました。これからは、過酷でカラダに負担のかかることを行なうより、食生活を含む日常の所作の中で、無理が少なく日常的に手軽に取り入れられることを持続していくべきでしょう」というのは、予防医学の第一人者であり、南赤坂クリニック院長である安岡博之先生。

そして、先生はこの「日常の所作の中で無理なく手軽に取り入れることを持続して得られる美しさ」を“サステイナブル・ビューティ”と呼んでいるそう。

「サステイン」とは、「継続して前進していく」という意味。最近よく耳にする言葉「LOHAS」も「Lifestyles Of Health And Sustainability」の略。「健康と持続可能性を意識したライフスタイル」の意味です。
今年は「サステイナブル」という概念が何かと注目を浴びそうです。




ショック!! 女性の肉体的美しさのピークは25歳

さて、安岡先生、「サステイナブル・ビューティ」を目指す際に、意識して欲しい数字があるのだとか。

それは「25歳」。

「25歳は生理学的にも医学的にも最も美しい年齢です。25歳までは美しさを形成していく時期であり、25歳を越えると、それまで作ってきた“美”をいかに保つかというステージに入ります。それがサステイナブル・ビューティの始まりです。25歳時の美しさをずっと保ち続けていき、そこに精神的な美しさのピークを迎えたときに、女性はいちばん美しくなれるんです」と先生。

そのためには身長、体重、体脂肪率の他に血液データなど、25歳のときのカラダのデータをとっておくといいとのこと。
「血液データは老化と密接に関係のあるホルモン・DHEAの分泌量動脈の壁の厚みなどに注目して欲しいですね。動脈の壁に脂肪が付着すると厚みが増し、弾力性がなくなり、血管が老化した状態になります」

そして、このデータを常に意識することが美の近道だそう。

25歳を過ぎてしまった人にはちょっとショックですが、「そういう場合は、いち早くデータをとっておくことが大切」だそうです。

さて、次のページからは「25歳の肉体に美しさ」をキープするための“サステイナブル”な方法についてご紹介します。
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