つくばエクスプレスで絶景の筑波山へ(2ページ目)

つくばエクスプレス・秋葉原駅から旅はスタート

つくばへの旅は秋葉原駅がスタート

TXの乗り入れに伴い、大規模な再開発が行われた秋葉原駅周辺。列車は地下ホームから出発します。駅に着いたら、まずは「筑波山きっぷ」を購入しましょう。

……と、思ったのですが、売り場がよくわかりません。自動券売機では買えないようなので有人改札口に行って聞いてみたところ、ここで発売します、とのこと。せっかくの切符なのですが、特に案内ポスター等もないようだったのが少々残念でした。

「筑波山きっぷ」を自動改札に投入し、ホームへ。今回は終点のつくば駅まで行きますので快速列車へ乗車。昼間は30分ごとに運転されています。

なお、おもに秋葉原～つくば間を直通する列車には「クロスシート」のある車両が使用されます。せっかくですから旅気分が盛り上がる「クロスシート」のある3号車か4号車に乗るのがおすすめ（3号車は弱冷房車です）。各号車の停車位置はホームドアに示されていますので、あらかじめその前で並んで待機しておくとよいでしょう。（競争率は結構高めです）。

最高時速130kmで一路つくばへ

3・4号車にあるクロスシート

秋葉原を出発するといったん北へ向かいますが、地上のJR御徒町駅付近で90度東に向きを変えます。春日通りの地下をちょっと走ると新御徒町駅。さらに少し進むと今度は90度北へカーブして、浅草駅。このように急カーブが連続するので、まだあまりスピードは出せませんが、都会の地下に新線を建設する苦心の跡がうかがえます。おそらく莫大な建設費がかかった区間でしょう。

そんなことを考えながら南千住駅を過ぎると初めて地上へ顔を出し、一気に隅田川を渡り北千住駅へすべり込みます。北千住を出るといよいよ快速列車の本領発揮。ぐんぐんとスピードを上げて快走します。

TXの最高速度は時速130km。首都圏の在来線ではダントツの高速運転です。これは、全線58.3kmに踏切が一つもないこと、すべての駅のホームに「ホームドア」が設置されて安全が確保されていることなどによります。直線区間では速度を落とさず最高速度で駅を通過しますが、早過ぎて駅名はまったく読めません。

線路は高架に上がったり地下にもぐったりとアップダウンが連続し、ジェットコースターのよう。高架上は大変見晴らしがよく、遠くまで見渡せます。

車窓に筑波山が姿を見せた（研究学園～つくば）

やがて利根川にかかる長い橋を渡り茨城県へ。車窓左下に常磐自動車道の守谷サービスエリアが見えると、守谷駅です。この駅を出たところで、突然前方に筑波山がちらっと見えました。

時速130kmで研究学園駅を通過する頃、今度は筑波山が左横に見えますが、あっという間に列車は地下にもぐり終着つくば駅へ到着。ここまで45分。ホントに速いです。


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