鉄道/はじめての鉄道旅行

ロングかクロスか?旅の大問題、座席の話(3ページ目)

通勤や所用で乗るくらいなら座席のことなどあまり気にしませんが、旅に出たらそうはいきません。旅を楽しくするのもつまらなくするのも座席次第、と言えるほど。さあまずは座席種類の基本をマスターしましょう。

執筆者:高橋 良算

セミクロスシート

セミクロスシートはロングとクロスの合わせ技
ロングシートとクロスシートの両方を備えた座席配置のこと。人の出入りが多いドア付近をロングシート、それ以外をクロスシートとしているものがほとんどで、言ってみれば両者の「いいとこ取り」をしたタイプです(見方によっては「どっちつかず」であると言えなくもありませんが)。

このセミクロスシート車両、東京近郊のJRでもまだ見かけることができますが、徐々に周辺部に追いやられています。なお、セミロングではなくセミクロスですのでお間違いなきよう。


色々な座席の種類を見てきましたが、いかがでしたか?いずれにしても、どんな座席の種類が多いかでその地域の姿が見てとれる、と言っても言い過ぎではないかもしれません。旅先では、ぜひ座席にも注目してみてくださいね。


[関連サイト]

座席探訪
JRの新幹線や特急列車を中心に、様々なシートの特徴などが数多くの画像とともにとても詳しく解説されています。
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