ホームベーカリー/ホームベーカリー

ホームベーカリーお試しリポート【基本編】

数あるホームベーカリーの中から、気になる機種2つをチェック! 実際に使ってみた様子をご報告します。おすすめはどっちだ?

執筆者:戸井田 園子

家族や自分自身のためにも、無添加で美味しいパンを作りたい...と思う気持ちがあっても、自宅で手作りのパンをつくるのは大変なもの。さらに!あまり上手にできないとなると、敬遠しがちなのですが、ホームベーカリー愛用者に聞くと、なかなかどうして美味しいパンができるとか?

そこで、数あるホームベーカリーの中から、ガイドが気になる最新機種2つをチェック!パン作り初心者のガイドが実際に使ってみたので、その様子をじっくりご報告致します。

 
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今回試した“気になる2機種”はこちら!

SANYOホームベーカリー Nationalホームベーカリー
SANYO
・品番:SPM-MP3(W)
・サイズ
 幅260×奥行406×高さ329mm
・市場参考価格:¥36,400 (税込)
★小麦ゼロコースの米粉パンやお餅ができるハイブリットタイプ!
National
・品番:SD-BT113-C
・サイズ
 幅241×奥行304×高329mm
・市場参考価格:¥24,800 (税込)
★人気のデニッシュ風食パンや麺類の生地もできる!

今回は上記2機種でトライ!ガイドが興味をひかれたのは『業界初!小麦ゼロの米粉パン+お餅ができるハイブリットタイプ』のSANYOと、これまた『業界初!デニッシュ風食パンとうどん・パスタの麺類ができる』Nationalとなりました。いずれもかなり高機能のベーカリーですので、仕上がりが楽しみです。

 

Step1.最初の作業「材料計量」はやや面倒?

パン焼き材料準備
必要な材料と道具を揃えます!
まずは、一般的な材料で作る「小麦・ドライイースト」のスタンダードな食パンで、それぞれの使い勝手・仕上がりの違いをご覧頂きたいと思います。基本材料の、強力粉・スキムミルク・砂糖・塩・バターorショートニング・ドライイーストなどと、その他道具類を用意して、いざスタートです!

■材料計測
小麦粉とバターorショートニングを計量するためには“はかり”が必要となりますが、その他は付属のスプーンで計量可能です。しかし、4~5種類の材料を量るのはやはり慣れないと手間だと感じます。小麦粉も「カップ3杯」とかになれば...かなり楽なのではないでしょうか?

そんなわずらわしさを回避できるよう、上記の材料がミックスされたミックス粉が、各社から発売されています。計量が面倒な人には便利かもしれませんが、若干割高となります。
【SANYO】
小麦粉食パンミックス(KA-SPMPAN15 1.5斤用×5袋)
定価1,470円(税込)
【National】
食パンミックス(SD-MIX51 1.5斤用×5袋)
定価1,260円(税込)


■付属の計量スプーンについて
付属部品として計量スプーンが同梱されています。こちらそれぞれ特徴がありましたので、ご紹介します。
計量スプーン
上:透明(National)
下:アイボリー(SANYO)
【SANYO】
市販の計量スプーンと同量となっていますので、手持ちの計量スプーンで量っても大丈夫です。万が一付属品をなくした場合も、代用可能なので安心ですね。
【National】
市販のものとは異なります。付属のレシピでは「大スプーン・小スプーン」が付属のスプーン、「大さじ・小さじ」が市販のスプーンと書き分けてあるのですが、最初の解説をきちんと読まないと失敗します。この辺は、ちょっと解りにくいと感じました。
※案の定、ガイドは2機種同時に作ったため、Nationalも市販のスプーンで計量してしまい、少々しょっぱくできてしまいました。


■材料投入
内釜に材料を投入した様子
内釜に材料を投入した様子
内釜は簡単に外せ、手元に持ってこられます。SANYOの場合、量った材料を全て一気に内釜に入れるだけですので、いたって簡単です。一方、Nationalはドライイーストだけ入れる場所が違うので要注意!それ以外は、内釜に全て投入すればOKです。
 
イースト投入口(National)
右の丸い部分がイースト投入口
(National)
★National独自の「イースト自動投入」
イーストを途中で投入する「中麺法」を採用したのは、Nationalのこだわり。小麦粉と水だけを最初に十分練るため、膨らみがよく弾力があり、きめの細かいおいしいパンが出来上がるとのこと。また、室温ばらつきや予約タイマーの有無に関係なく安定したおいしさとなるそうです。ドライイーストは投入口にセットしてしまえば、後は機械がタイミングをみて自動投入してくれるので、機械の前で待機するという心配はありません。


■取扱い説明書
材料の量はもちろんですが、水の温度やコース選択など、手順を熟知できるまでは説明書は手放せません。取扱説明書の解りやすさも重要だと感じました。できれば、店頭で取扱説明書を確認しましょう!

これで準備は完了。次ページでは、いよいよパン作りの工程に!>>

 
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