夏の間に大きく育ったバジルを、みなさまはどのように保存していますか?「つみ取って乾燥する」「オイル・ビネガー漬けにする」などの保存方法がありますが、最も一般的な「乾燥」では、どうしても香りや色が飛んでしまいがち。 そこで私は、バジルを塩漬けにしてガラス瓶に入れ、冷蔵庫で保存しています。驚くほど香りが残り、瓶のふたを開けただけでフレッシュな香りが立ち上ります。 作り方はとっても簡単なのです。 つみ取ったバジルの葉を粗塩(自然塩)と交互になるように瓶の中に詰めておくだけ。冷蔵庫に保存して、使う時に清潔を心がけ、表面を常に塩で覆い、保存状態がよければ、なんと1年くらいは大丈夫です。来年のバジルが育つ頃までOK、というわけです。 ●水気は厳禁。 ●使用する塩のこと。 このバジル、漬けてから2,3日ほどで使えますが、当然塩分を含んでいますので、まずは水洗いをします。乾いたお箸などでバジルを取り出したあとは、瓶の表面を塩で覆っておきましょう。カビの発生を押さえます。 乾燥させたものと違い、香りも風味も(色も)ちゃんと残っているので、生のバジルと同じように、トマト料理の仕上げやパスタ、キャベツの塩もみなどに混ぜて使います。 そしてそして。中身を使い切ったあと、忘れてはならないのは瓶に残った塩。バジルの香りがバッチリ移っているので、これを利用しない手はありませんね。 |
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。