バルセロナの観光・世界遺産

更新日:2011年02月23日

ピカソ美術館/バルセロナ

スペインが世界に誇る偉大な画家の一人ピカソは、多感な思春期をバルセロナで過ごしました。バルセロナのピカソ美術館では、世に稀に見る、天才画家の才能が花開く寸前のスケッチなどの作品にも触れることができます。

1917年バルセロナ

フランスに移ってからもちょうちょくバルセロナを訪れていたピカソ。その時期に
大の闘牛好きで知られる彼が描いたのが「角で突かれた馬(caballo corneado)」。セピア色の布に黒鉛の鉛筆で描かれた死を目前にした馬の絵画です。後にスペイン内戦を描いた「ゲルニカ」の原作となった作品だとか。

「コロン通り(el paseo de Colon)」は、バルコニーから見たコロンブスの塔を描いた作品で、今も昔も変わらないバルセロナの街並みが感じられる作品。

押さえたい作品当館の目玉

登場人物などを縦に配置したベラスケスが描いた原作。ピカソバージョンには、鳩や当時の妻ジャクリーヌもいます

登場人物などを縦に配置したベラスケスが描いた原作。ピカソバージョンには、鳩や当時の妻ジャクリーヌもいます

さて、他の作品に比べ、展示スペースを大きくとって紹介されているピカソ美術館の注目作品は、プラド美術館にあるベラスケスの「女官たち(ラス・メニーナス)」をピカソがアレンジした作品郡。一人のモデルをあらゆる角度から捉え1つのキャンパスに収めるという、ピカソが確立したキュビズム法で描いた作品です。とってもカラフルで奇想奇天烈な、私たちがイメージするピカソらしい作品郡。

1957年に南仏のカンヌで描いた「小鳥たち(los pichones)」。アトリエの前に広がる景色を描いた爽やかな作品です。

ピカソ老年期と版画

ピカソ

ピカソの死後、当時の妻と元妻一人は自殺してしまったとか

老年期のピカソは、画法の改革を行ったと言われ、作品はさらに複雑で理解しがたい方向へ。「座った男(hombre sentado)」を見れば一目瞭然! 女性のようでも動物のようでもある不思議な人物が主役です。

2008年に増設されたばかりの版画専用の部屋では、素朴なタッチの作品がたくさん見られます。

なんと98歳まで生きたピカソ、13,500点の油絵と素絵、100,000点の版画、34,000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を残したと言われています。その中でこの美術館で出会えるのはほんのわずか。お見逃しないように!

<DATA>
El Museo del Picasso(ピカソ美術館)
住所:Montcada 15-23 Barcelona
TEL:(34) 93 256 3000
開館時間:10:00~20:00
閉館日:月曜、1月1日、3月7日、4月25日、5月1日、6月13日、6月24日、8月15日、12月25、26日
入館料:10 ユーロ
アクセス:地下鉄4号線Jaume I 駅徒歩6分
1 2 3
  • 印刷する
  • ブックマークする
  • 携帯に送る
  • ブログに書く

あわせて読みたい

この記事の担当ガイド

写真

秦 真紀子

食べて、飲んで、見て楽しいスペインの情報をバルセロナ在住のガイドがお届けします。

続きを読む

ガイドからのお知らせ

旅行関連コミュニティ

北欧好きが、愛用の北欧モノを見せ合うコミュニティ

メルマガ登録

【旅行メルマガ】現地に精通したガイドが、地元ならではの使える旅行情報やおすすめスポットなどの厳選情報をお届けします。

ショッピングカタログ

All About ウェブマガジン

女性向け

雨が楽しくなる!レイングッズ15

男性向け

マネしたくなるアイデア住宅

All About モバイル

QRコード

All Aboutがケータイで読める!

オススメ記事をメールでチェック

知識・経験を生かして、記事を書いてみませんか?