では、実際にシニア世代はどのように旅行を楽しんでいるのでしょうか。シニアがシニアにおすすめする旅行先はどこ? All Aboutが実施したアンケート調査から、シニアの旅のエピソードをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、妻(67歳)
居住地:東京都
リタイア前の雇用形態:自営業
リタイア前の年収:350万円
現在の金融資産:預貯金700万円、リスク資産300万円
これまでの年金加入期間:国民年金38年、厚生年金40年
現在の収支(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万円老齢厚生年金(厚生年金):14万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
年金以外の収入:株の配当3万円
配偶者の収入:年金60万円(年額)
支出:約21万円
「行ってよかったシニアの旅先は長崎・ハウステンボス」
「1年に1回程度、夫婦ふたり」で「4泊以上の飛行機での旅行」をすることが多いという今回の投稿者。シニアになって行ってよかった旅先は、67歳の時に訪れた「長崎県」だそう。
「長い間九州に行ってみたいと思いながら実施できなかった旅行が実現できた。ハウステンボスを訪ねたが、人も少なく、思いのほか楽しむことができた。長崎市内での食事内容がどこもみな良かった」という3点がお気に入りの理由とのこと。
長崎への旅行にかけた費用はおおよそ「25万円」。「交通費が8万円。航空会社の株主優待券も使用しました。宿泊費が7万円。食費などで10万円」と内訳を説明されます。
シニア旅行を計画する上で「貯蓄額からすると旅行費用は明らかに過剰支出なのですが、健康状態が悪化する前にできる事はやっておこうとの考えからあえて制限しないようにしています。ただし先行きに不安が残るのは事実なので、75歳時点で支出を減らして収支バランスを改善するつもりです」とあります。
「無理して有名スポットを回らないのがシニア旅行のコツ」
ハウステンボスに行く際には、「JRを使う場合、本数がそれほど多くないので帰りの列車を逃さないようにした方が良いでしょう。我々はハウステンボスから駅までの移動時間を見誤ってしまい、あやうく列車に乗り遅れるところでした」と教えてくれた投稿者。また「他の観光名所で言うと、長崎の夜景を見たい方にはやはり稲佐山展望台が良いと思います」というアドバイスも。
旅行時の心配事として「トイレの場所」「コロナ感染の危険性」があったそう。ただ「トイレについては長距離移動をなるべく避けたため、余り心配が要りませんでした」、コロナ対策についても「携帯用アルコールスプレーを持ち歩き、人の多い場所ではマスクを着用しましたが、用心はその程度で良いかと思います」と大きな問題にならなかったとのことです。
最後にシニア旅行のコツを聞くと、「無理して有名観光スポットを回ろうとしないことです。ご自分の興味対象を優先した方が良いと思います」と回答されていました。
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