名古屋観光はまずここから!
名古屋に行ったらどこを回ろう? 初めての名古屋巡りは定番スポットをきっちり押えておきたいところ。街のシンボルである名古屋城やテレビ塔、歴史ブームで注目度上昇中の徳川美術館&徳川園、全国でも屈指のスケールを誇る東山動植物園に名古屋港水族館、そして愛知万博の会場をそっくりそのまま生かしたモリコロパーク。ここでは、市内および周辺エリアの主要な観光スポットをご紹介します。
■名古屋城 (中区)
金シャチが燦然と輝く名古屋城天守閣
名古屋初体験の人ならまず足を運んでいただきたいのが名古屋城。1612年、徳川家康が諸国大名を集めて築いた天下平定の象徴で、城と同時に城下町も作られました。名古屋の歴史はまさしく名古屋城から始まったのです。
天守閣は残念ながら第2次大戦の空襲で焼失してしまい、現在そびえたつのは1959年に再建されたものですが、金のシャチホコが輝く堂々たる威容は、往時の姿を現在に伝えてくれています。
城内には武具甲冑をはじめ展示物が充実
天守閣はエレベーターで昇ることができ、5つのフロアがそれぞれテーマを持ったミュージアムの役割を担っています。武具甲冑や大名道具、何体もの金シャチの模型といった見学型の展示物はもちろん、石垣の石曳き体験シミュレーター、モニター映像までついている駕籠乗り体験、朝から晩までの1日の変化まで再現した城下町の様子など、動きや変化のある展示も充実しています。
天下普請(築城工事)のリーダー役だった加藤清正。家康像はないのに清正像は2体もあるのが不思議
この天守閣の南側にあり、現在復元工事が行われているのが
本丸御殿。天守閣と同じく戦災焼失してしまいましたが、2017年の完成に向けて着々と工事が進められています。美術的価値は非常に高く、戦禍をまぬがれた膨大な障壁画・天井画の展示も期待されます。名古屋開府400年となるに2010年には玄関の一部が公開予定。名古屋城の見逃せない目玉となることは間違いありません。
お堀の中で悠々と暮らす鹿たちは隠れた人気者
さて、筆者オススメのトリビア的見どころは、お堀の鹿。お堀の南西側に4ヶ所の鹿見台が設けられ、ここからお堀を住みかにする鹿を見ることができるのです。鹿は、3代将軍の時代から城内で飼われていたと伝えられ、現在残っているのは戦後、動物園から寄贈されたものの子孫。
おみやげで最も高価なのは純金箔鯱で何と4万2500円(!)。売店のオジさんいわく「年に1個くらい売れるよ」、ってホント~?
昭和50年代には最大56頭まで増えたのですが、その後、野犬に襲われるなどして激減してしまい、現在は6頭のみ(2009年7月現在)。お堀内の雑草を食べてくれるいわば清掃係の役割を担っているため、エサは週1回程度しかやらないのだとか。そのため、人にはなつかずほとんど野生化しているそうです。
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名古屋城
住所:名古屋市中区本丸1-1
アクセス:地下鉄市役所下車徒歩5分、メーグルで名古屋駅から23分
TEL:052-231-1700
開館時間:9:00~16:30(天守閣入場は午後4時まで)
定休日:年末年始
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■名古屋テレビ塔 (中区)
繁華街・栄のど真ん中にそびえ立つ名古屋テレビ塔。1954年に建設された日本最古の電波塔です。昭和の観光地のイメージが強いタワーですが、ここは2006年に大々的なリニューアルを行い集客数を2倍にアップさせた、いわば今が旬の名古屋の人気スポットです。
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| 繁華街のド真ん中に立つ名古屋テレビ塔 |
カップル御用達のスカイデッキ
名古屋の街並を見下ろすなら、まず高さ90mの
スカイデッキへ。このフロアでポイントが高いのは、窓際にソファが配されていること。展望台の多くは、眺めがよくてもあまりのんびりできないのですが、ここはゆったりと腰を下ろして心行くまで美しい眺望を堪能することができるのです。2008年には
「恋人の聖地」にも選ばれたカップル御用達スポットです。
ここから階段を昇ると、高さ100mの
スカイバルコニーへ。こちらは屋外展望フロアなので、よりワイドで迫力のある眺望を楽しめます。
鉄塔がむき出しのインテリアデザインも特徴のTHE TOWER RESTAURANT NAGOYA。ランチ1500円~、ディナーコース5800円~
4階にはムード満点の本格派レストランに意外な穴場のバーラウンジ、さらにアーティストによるおしゃれなタワーグッズが数々見つかるギャラリーショップが。また入口前のスペースにはオープンエアのフードコートも。古くからある定番観光地が見事に生まれ変わっている、という点でも意外性があり、満足できるスポットです。
■
名古屋テレビ塔
住所:名古屋市中区錦3-6-15先
アクセス:地下鉄東山線・名城線栄駅より徒歩2分
TEL:052-971-8546(パークギャラリー052-971-8555)
営業時間:10時~22時(1~3月は21時まで、パークギャラリーは11時~19時)
定休日:無休(年1~2日施設点検のため休業、パークギャラリーは月曜休)
展望階料金:大人600円
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■徳川美術館・徳川園 (東区)
歴史ブームでますます人気が高まっている徳川美術館
歴史ファンなら外せないのが徳川美術館。御三家のひとつ、尾張徳川家に伝わる大名道具の数々を披露してくれる、全国でも屈指の歴史美術館です。武具から茶道具、衣装、日用品など、豪華絢爛にして細微なデザインや仕上げに、江戸の見事なモノづくりの技術とセンスをたっぷりと見ることができます。
季節に一回ほどのペースで入れ替わる企画展も、実にユニークでなおかつ充実しているので、くり返し足を運ぶと、美術館のポテンシャルの高さをいっそう実感することができます。
庭園を見下ろす絶景も魅力のGARDEN RESTAURANT TOKUGAWAEN。ランチ3800円~、ディナーコース7000円~
隣接する
徳川園は、元尾張徳川邸の庭園。渓谷に流れ落ちる勇壮な滝を横目に見ながら下っていくと、海に見立てた池が広がり、周りを豊かな木々が取り囲みます。この壮大にして優雅な自然美の中を散策できます。
この庭園を見下ろすレストラン、古い家屋をそのまま利用したラウンジ・蘇山荘も(徳川園の入場料を払わなくても利用可)特筆すべきスポット。レストランは特にランチタイムは人気が高いので、早めに予約を入れて窓際の席を確保しておくことをオススメします。
■
徳川美術館
住所:名古屋市東区徳川町1017
アクセス:JR名古屋駅から市バス・名鉄バスで約15分、新出来バス停下車徒歩3分。観光ルートバス・メーグルを利用
TEL:052-953-6269
開館時間:10時~17時
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
料金:一般1200円、大学・高校生700円、小中学生500円
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■東山動植物園 (千種区)
上野動物園、旭山動物園に次ぐ入園者数を誇る
ファミリーにオススメは東山動植物園。60万平方メートルと広大な園内には、約570種の動物が飼育展示されている、全国有数の動植物園です。
意外とアクティブな姿も見られるコアラ
一番の目玉は
コアラ。同園では繁殖の成功例が多く、毎年のようにかわいい赤ちゃんもしくはチビっこコアラを見られます。狙い目は毎日午後1時頃のエサやりタイム。ユーカリの葉をむしゃむしゃとほおばる食欲旺盛な姿を見られます。また、コアラというと木にしがみついてあまり動かないイメージがありますが、特にエサやりの際などには、地面に降りて元気に歩き回ったりすることも。のっしのっしと意外や力強い歩き方は必見です。
2008年秋に完成したチンパンジータワー
同園は開園80周年となる2017年に向けて大々的なリニューアルを進めていて、年々新しい展示施設が設けられています。ライオンをガラス越しのすぐ間近で見られる
ワ~オチューブ、カンガルーの生活の場にまるでお邪魔するような感覚で入っていける
カンガルー広場、高さ11mの
チンパンジータワーなど、動物たちの自然な動きや表情を見られるアイデア満点の施設が年々新設されています。
遊園地を併設し、展望タワーやボートなどお楽しみも多彩
園内はとにかく広く、小学生以下の子供だと全エリア歩き通すのはちょっとキツいかも。パンフレットで必ず見ておきたい動物をチェックし、まずはそこを重点的に回りましょう。
全部回り切れない場合でも、モノレールで園内を一周したり、東山タワーに昇って全体を見下ろせば、とりあえずはこの広い東山動植物園を制覇した気分になれるんじゃないでしょうか。
■
東山動植物園
筆者のベストショット、おやすみシロクマくん
住所:名古屋市千種区東山元町3-70
TEL:052-782-2111
アクセス:地下鉄東山公園駅から徒歩3分、東名高速道路名古屋ICから約15分
開園時間:9時~16時30分
休園:月曜日(祝祭日の場合はその翌日)
入園料:大人500円、中学生以下無料
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■名古屋港水族館 (港区)
巨大なプールには超大型スクリーンもあり、水上と水中からイルカたちの泳ぐ姿を観られる
名古屋港水族館も、動物園に負けじと全国屈指のスケールを誇ります。館内に入ると真っ先に目に飛び込んでくるのが、イルカが優雅に泳ぐ大水槽。その右にはベルーガ(シロイルカ)の水槽。さらに屋外に出るとまるでスタジアムのような巨大プールがあり、迫力満点のパフォーマンスを観ることができます。
入口を入ってすぐスケール満点のイルカの水槽が
南館の目玉、ペンギン水槽
癒し系で人気が高いのが
ペンギン水槽。ここでは、コウテイペンギン、アデリーペンギン、ヒゲペンギンといった他ではほとんど見られない希少種を飼育しています。密集度が高い上、水槽の間際まで近づけ、さらに水中をロケットのように泳ぎ回るなど動きも活発なので、いくら眺めていても見飽きません。日本と季節の巡りが逆になる南極の日照時間を再現しているのもポイントです。ひな壇型のベンチが設けられているので、休憩がてら見学できるのもうれしいところです。
正午のエサやりは見逃せないイワシのトルネード
この他、全国的なブームの引き金となった元祖・イワシのトルネード、世界トップクラスの研究実績を誇るウミガメなど、シーンをリードする展示には事欠きません。
隣接する南極観測船ふじ、ポートビル内の名古屋海洋博物館も意外やマニアックな見どころが多く、お得なセット料金もあるので、合わせて見学すれば1日十分楽しめます。
■
名古屋港水族館 名古屋海洋博物館
住所:名古屋市港区港町1
アクセス:地下鉄名古屋港駅から徒歩5分
TEL:052-652-1111
時間:9時30分~17時
定休日:月曜(祝日の場合は翌日休)、7~9月は無休
料金:名古屋港水族館 大人2000円、名古屋海洋博物館・南極観測船ふじ・ポートビル展望室 大人各300円、3施設共通700円、4施設共通2400円
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■モリコロパーク(愛・地球博記念公園) (長久手町)
愛知万博長久手会場跡地を活かしたモリコロパーク
市内周辺観光と合わせてニーズが高いのが、お隣の日進市にある愛・地球博記念公園、通称モリコロパークです。ご存じ2005年の愛知万博=愛・地球博の会場を再整備した施設です。名古屋駅から地下鉄、リニモを利用し、乗り換えを含めて1時間以内で到着します。
万博へ行った人ならご存じでしょうが、公園は非常に広大。徒歩では一周するだけで1日がかりです。そこで、園内の周遊バス(無料)を利用し、ある程度ポイントをしぼって回るようにしましょう。
30分毎に無料運行している園内周遊バス
一番の目玉は
サツキとメイの家。ご存じ、ジブリアニメ『となりのトトロ』の登場人物の家をそっくり再現したものです。確実に見学するには、事前のハガキ予約が必要ですが、平日ならば9時0~15時の毎時1回、週末および夏休みなどなら同毎時2回、定員各40~50名ずつ見学時間を設けていて、当日予約も可。筆者は土曜午後の遅い時間帯に飛び込みで行きましたが、すんなり入ることができました。
愛・地球博記念館前のモリゾーとキッコロは一番の記念撮影ポイント
昭和30年代の古い家をリアルに再現したこの家、万博期間中も大人気だったのはダテじゃありません(筆者はアンチ万博派だったので、開催期間中は取材していなかったんです)。家の中にあるものはどれも自由に開けたり触ったりでき、引き出しの中の缶箱におもちゃが入っていたり、袋の中の印鑑がちゃんと主人公の「草壁」姓だったりと、ディテールが実に細かい! 宝探しのように、引き出しという引き出し、箱という箱を開かずにはいられない気分になってくるのです。40分という見学時間がアッという間でした。
休日は午前中で1日の定員がいっぱいになってしまうことも多いそうなので、公園に着いたらすぐに総合案内所で予約をした方がいいでしょう。また、筆者はたまたまだったかもしれませんが、午後遅めの時間は意外と定員に空きがある狙い目かもしれません(大人500円、中学生以下250円)。
子供たちが元気いっぱい遊べる愛知県児童総合センター
子供連れで訪れるなら、多彩なメニューのワークショップが開催される
愛知県児童総合センターがオススメ。ユニークな工作、科学体験などにチャレンジできます。
フィールドアスレチック風の
自然体感遊具、夏ならば水遊びでにぎわう
こどものひろば~水のエリアなども子供たちには大人気。
無料で遊べる水のひろば
小学低学年くらいまでの子供たちを遊ばせるのが目的であれば、非常に便利な施設です。
会話もできる愛知国際児童年記念館のガイドロボット
万博ファンだった人なら、万博の記録や展示品を見られる
愛・地球博記念館、会期中人気を博したガイドロボットなどが今も活躍中の
愛知国際児童年記念館の展示に、懐かしさを感じられることでしょう。
ファミリーや万博ファンだった人は十分に楽しめる他、遠方からデートで、という場合はサツキとメイの家をメインにすれば満足できることと思います。
■
愛・地球博記念公園(モリコロパーク)
住所:愛知県愛知郡長久手町大字熊張
アクセス:東名高速名古屋ICから約15分、名古屋瀬戸道路長久手ICから1分。リニモは愛・地球博記念公園駅下車
TEL:0561-64-1130
開園時間:8時~19時(11月~3月は18:30まで) 、愛知県児童総合センターは9時~17時
休館日(愛知県児童総合センター):月曜(祝日の場合は翌日) ※夏休み期間中は無休
料金:愛知県児童総合センター=大人300円・中学生以下無料、愛知国際児童年記念館=大人200円・中学生以下100円、大観覧車=600円
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