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34歳会社員男性「貯金のなかった自分が」NISAでSBI・V・S&P500に約3年積み立てた結果

All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は千葉県に住む34歳男性の積立投資エピソードです。

あるじゃん 編集部

執筆者:あるじゃん 編集部

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2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

34歳会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

スマホと男性
今回は千葉県に住む34歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

■家族構成
本人、妻(35歳)、長女(6歳)、次女(4歳)

■金融資産
年収:本人620万円(配偶者の年収は不明)
金融資産:現預金440万円、リスク資産420万円

■リスク資産の内訳
・投資信託:280万円
・日本株:140万円

■積立投資実績(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・SBI‐SBI・V・S&P500インデックス・ファンド/NISA:2021年から
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2024年1月から
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス/NISA:2024年1月から
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2024年1月から

2021年から積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

約3年前に始めた旧NISAで、SBI・V・S&P500に「年間40万円」の投資からスタートし、新NISAに移行した2024年1月からは「月3万円」で積み立てているそう。新NISAへの移行後には、他にもオルカンに「月1万5000円」、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスに「月2万円」、S&P500に「月3万5000円」での積み立てを始めたとのこと。

運用実績については、SBI・V・S&P500で「元本162万6702円→運用益込264万8804円」と、しっかりと利益を生み出している様子。2024年に入って積み立てをスタートした銘柄についても、オルカンで「元本4万5000円(つみたて投資枠+成長投資枠)→運用益込4万7607円」。eMAXIS Slim先進国株式インデックスでは「元本4万円(つみたて投資枠)→運用益込4万2759円」。S&P500では「元本8万5000円(つみたて投資枠+成長投資枠)→運用益込9万107円」と、数カ月間の運用でも資産は着々と増えているよう。

「積立投資を始めたことで、投資にお金を回す癖がついた」ことも手伝い、「投資を始めて3年だが、積立投資だけでいくと280万円の資産を蓄えることに成功した」と説明されています。

34歳会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

積立投資を始めてよかった点として、「毎月の買付設定だけしておき、後は放置するだけで、資産がかなり増えた。銀行に寝かしておくよりはるかに良い。複利の効果で勝手にお金が仕事をしてくれる」と、ほったらかしの運用でも順調に資産を増やすことができている点を挙げる投稿者。

とはいえ「積み立てを始めてから現在時点まで、株価は堅調に推移しているので、やめたくなったり苦しくなったりしたことは無いが、いつかは暴落の局面があるとは思うので、その時に耐えられるかどうかだと思う」と、まだ経験していない下落相場への不安もある様子です。

ご自身については、「独身時代は散財癖があり、貯金が出来なかったが、家庭を持ってからはその癖が少し改善されたと思う。後先を考えずに思い切った高価な買い物をする事は現在は無い」と、現在ではお金に関して安全志向とのこと。

これから積立投資を始める人へのアドバイスについても、「自身の生活に無理のない範囲で、月々コツコツと、信託報酬料の安い、分散が効いた全世界株や米国株のインデックスなどの投資信託に、お金を入れるべき。今年からNISA枠の金額上限が上がり、積み立てに回す月々の金額を増やそうと思う人もいるかもしれないが、そのせいで月々の暮らしが苦しくなるのは本末転倒なので、くれぐれも余裕資金を充てるようする。短期的な騰落に心乱されず、長期的な目線でずっと株式市場に居続ける事が重要だと思う」と堅実な回答を寄せられています。

新NISAについては、旧つみたてNISAと比べ「投資枠の年間上限が増えたので、月10万円の投資額に増やした。成長投資枠も、つみたて投資枠で買っているオール・カントリーやS&P500を、月々の積立という形で買い付ける予定」と語られていました。

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