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2023年夏の「カーゴパンツ」のおしゃれコーデ5選!選び方と垢抜けポイントは?

2023年夏シーズンに熱い視線がそそがれているのが、カーゴパンツなんだとか。ファッションディレクターの遠藤友香さんがエレガンスにもカジュアルにも着こなせるカーゴパンツの魅力を解説! 自分に合ったおすすめのカーゴパンツの選び方、小物の合わせ方、トレンドのおしゃれコーデ5選を紹介します。

遠藤 友香

執筆者:遠藤 友香

レディースファッションガイド

■2023年夏! 熱視線が注がれる「カーゴパンツ」

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2023年コーデに選びたいカーゴパンツ


春に引き続き、2023年夏も注目を集めている「カーゴパンツ」。2000年代に流行したファッションを連想させるY2Kブームのアイテムの中でも、大人女性が取り入れやすいアイテムです。Y2Kファッションとは、丈の短いクロップドトップスなどでさりげなく肌見せしたり、厚底スニーカーでスポーティに彩るなど、ポジティブかつヘルシーな明るい印象を持つコーデのこと。経済不況やコロナ禍など、どうしても暗くなりがちな気持ちを前向きに引き上げてくれるファッションとして人気となっています。

今回注目するカーゴパンツとは、 カーゴシップ(=貨物船)の作業員がはいていたパンツを起源とするワークウェアで、 両脚の側面に大きなポケットが付いているのが特徴です。もともと作業員の両手がふさがらないようにポケットが施された経緯を持ち、今日ではデザインのアクセントになっています。

 

■カーゴパンツのおすすめの選び方

大人女性のカーゴパンツの選び方をご紹介します!

 

1.イメージに合わせて、太さや素材感を選ぶ

カーゴパンツと一口に言っても、細身タイプからワイドシルエットまでさまざま登場しています。エレガントに着こなしたい場合は、断然細いタイプがおすすめ。腰まわりはゆったりとしていて、裾に向かってだんだんと細くなるテーパードシルエットなら、脚全体のすっきり見えが叶い、簡単にスタイルアップ効果が期待できますよ。

カジュアル感を強調したり、脚のカバー力を狙うならワイドシルエットが◎ 素材もカジュアルなコットンのものから、大人っぽく決まるレーヨンやサテンなど豊富に揃っているので、ぜひイメージに合わせて選んでみてください。

 

2.きれいめトップスと合わせてエレガントに

メンズライクな印象を持つカーゴパンツは、どうしてもカジュアルな印象が強いアイテム。大人女性がコーデにカーゴパンツを取り入れるなら、断然トップスはきちんと感のあるシャツや、エレガントなブラウスといったアイテムを選ぶのがおすすめです。大人っぽさや女性らしさを醸し出せます。
 
たとえば、2023年夏は透け感のあるシアー素材のブラウスやフェミニンなレース素材のブラウスなどが多く登場しており、カーゴパンツと合わせると程よい大人カジュアルコーデが完成します。

 

3.投入する小物で垢抜けを意識して

カーゴパンツを夏に大活躍してくれるTシャツといったカジュアルアイテムと合わせたい場合、ラフになりすぎないように、きれいめバッグや素足が覗くサンダル、クラス感のあるジュエリーなどで、大人っぽく決めるのが正解。

たとえば、サンダルの場合、カーゴパンツコーデに適度な抜け感がプラスされて、垢抜けて映ります。ヒールサンダルならレディライクな雰囲気に、フラットサンダルなら快適に過ごせますよ。

 

■カーゴパンツのおしゃれなコーデは?

次に、カーゴパンツを使った大人コーデをご紹介します!

 

1.人気のユニクロのカーゴパンツを大人っぽく

WEAR

出典:WEAR(https://wear.jp/riho0914/22745250/)


「UNIQLO(ユニクロ)」のイージーカーゴパンツは、シンプルなデザインと広がり過ぎないシルエットなので、大人っぽく着用可能です。柔らかな風合いのコットンナイロン素材のサラサラとした生地感なので、暑くなってくる時期にも最適な一本です。

腰まわりが大きめのデザインなので、ご自身の通常サイズよりワンサイズ、もしくはツーサイズ下げて購入するのが◎ 実際に店舗を訪れて、試着するのがベストです。裾にアジャスターが付いており、シルエットのアレンジが可能。

そこに、腕部分のギャザーと、袖口のシャーリングによる袖のボリューム感がポイントになったシャツを投入すれば、きちんと感が加味されて、大人っぽく演出できます。ゴールドのネックレスを合わせれば、エレガントな要素が加わります。

 

2.小物使いでエレガントさをプラス

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出典:WEAR(https://wear.jp/umichuxx/22798423/)


「Chillfar(チルファー)」のゆるっとしたワイドシルエットのカーゴパンツを主役にしたコーデ。ウエストと裾部分にドローコードが付いたタイプなら、お好みのシルエット作りやサイズ調整が可能です。膝部分にはダーツが入っており、パンツ全体に立体感が生まれています。

そこに、「Ungrid(アングリッド)」のワッフルロングスリーブTシャツを合わせれば、大人カジュアルコーデの完成。首元にパールネックレス、足もとにはサンダルを合わせることで、女性らしさがプラスされ、カジュアル感が和らいでいます。

 

3.モノトーンコーデでモードに決める

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出典:WEAR(https://wear.jp/yan05/21459996/)


「crie conforto(クリーコンフォルト)」のホワイトカラーのカーゴパンツをはいたコーデ。重すぎない中肉のコットンツイル素材が使用されており、柔らかな肌触りです。裾にベルトが付いており、後ろにベルトを回して着用するとスタイリッシュな印象に仕上がります。また、バックウエスト部分がゴムになっているので、快適に過ごすことができます。少しウエストを落としてはくと、こなれ感が生まれます。

そこに、ブラックカラーのトップスと、同じくブラックのトングサンダルを合わせれば、モノトーンコーデが完成して、モードな雰囲気に。

 

4.ピンクカラーのカーゴパンツで大人可愛く

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出典:WEAR(https://wear.jp/umichuxx/22834802/)


「BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS(ビューティアンドユースユナイテッドアローズ)」のピンクカラーが大人可愛いカーゴパンツ。軽やかでハリのある生地感で、夏にぴったりな一本です。サイドのポケットがアクセントになっており、また裾はお好みに合わせてアレンジ可能なドローコードが付いています。ウエスト部分はゴム仕様になっており、リラックスしたはき心地です。

カジュアルなボーダートップスやキャップ、「CONVERSE(コンバース)」のハイカットスニーカーを投入しても◎ カーゴパンツのピンクカラーのおかげで、フェミニンな装いが完成しています。

 

5.フェスでも活躍してくれるカーゴパンツ

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出典:WEAR(https://wear.jp/kahofuji/21829642/)


暑い季節の本番に向けて、カーゴパンツはフェスでも大活躍してくれます。こちらは、裾絞りのカーゴパンツをはいたコーデ。ワイドシルエットなので、肩肘の張らないリラックスした印象で、フェスにぴったり。ポケットが大きいので、500mlや550mlのペットボトルが入れられるなど、使い勝手が抜群です。

「VOTE MAKE NEW CLOTHES(ボートメイクニュークローズ)」のリンガーTシャツは、まるでヴィンテージクローズを思わせる配色で、こなれ感があります。身頃や肩まわりにゆとりのあるビッグシルエットなので、ストレスフリーで着用できます。

 

■【まとめ】カーゴパンツは太さや素材、合わせるアイテム次第で大人っぽくも可愛くも変化

2023年夏シーズンに注目を集めるカーゴパンツについてご紹介しました。カーゴパンツは、太さや素材感、合わせるアイテム次第で、カジュアルな印象が和らいで大人っぽく演出できたり、可愛らしいコーデにも変化します。これを参考に、コーデにカーゴパンツを取り入れてみてはいかがでしょうか?
 
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