家族旅行・子連れ旅行/エリア別おすすめスポット

ANAインターコンチネンタル石垣リゾート

2009年4月にインターコンチネンタルホテルズ&リゾーツとの共同ブランド化に伴い大規模なリニューアルを実施して生まれ変わった「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」の滞在レポートです。

小暮 祥子

執筆者:小暮 祥子

家族旅行・子連れ旅行ガイド

ANAインターコンチネンタル石垣リゾート

2009年4月、インターコンチネンタルホテルズ&リゾーツとの共同ブランド化に伴い大規模なリニューアルを実施して生まれ変わった「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」を訪れました。新しくなった客室、「リゾート・コンシェルジュ」というサービスの提案、石垣島ならではの体験が楽しめる「キッズクラブ」などをレポートします。

<目次>
石垣島の自然と文化がとけこむラグジュアリーリゾート
「リゾート・コンシェルジュ」って何?
石垣島ならではの体験も楽しめるキッズクラブ

石垣島の自然と文化がとけこむラグジュアリーリゾート

ANAインターコンチネンタル石垣リゾート
青い海を前に庭園が広がる「ANAインターコンチネンタル石垣リゾート」。写真は「コーラルウィング」の客室(プレミアムパーシャルオーシャンビュー)からの景色

石垣空港からホテルまでは、車でわずか5分。両サイドに三角の建物が広がる、帆船をモチーフにした外観が印象的です。ロビーに足を踏み入れると、目の前には白亜のチャペルを囲むように広がる緑豊かな庭園と、ウォータースライダーつきの屋外プール、その先には西表石垣国立公園の一部である「マエサトビーチ」を臨む美しい景色が広がります。館内の要所に飾られている流木のオブジェが石垣島らしいアクセントに。

客室
セミダブルのベッドを2つくっつけるとベッド幅は240cmになるので、子どもと一緒に“川の字”に寝ても余裕の広さ
今回宿泊したのは、ロビーのある「タワーウィング」から連なる、低層(4階)の「コーラルウィング」という別館。同館の客室はリブランドに際し全面改装されました。客室のタイプは景色によって4タイプありますが、利用したのは庭園越しに海が臨める「プレミアムパーシャルオーシャンビュー」です。

「タワーウィング」の客室にはバルコニーがありますが、「コーラルウィング」の客室にはありません。その分どのお部屋も50平米と広々サイズ。最大でプラス3台のエキストラベッド(幅90cm)を入れて5名で宿泊することも可能です。子供の多い家族や3世代旅行などでもゆったり利用できそう。寝心地の良さで定評のあるシモンズ社のベッド(幅120cm)が2台入ったツインタイプが基本ですが、2つのベッドをくっつけて利用するリクエストも可能です。
※状況により対応不可の場合あり

フローリング
竹を使用したフローリングが涼やかで、素足でも気持ちいい
室内をよく見ると、床や家具に使用されている材質は「竹」。さらさらとした感触は、赤ちゃんや子供が素足で歩くにも気持ちがよく、客室のアクセントとして使われている八重山のミンサー織や流木のオブジェとも、とてもよくマッチしています。

バスルームは大人が余裕で足をのばせる広いバスタブに、ガラスで仕切られた独立したシャワーブース付き。子どもとお風呂で遊べるちょっとしたおもちゃや、ママにうれしいELEMIS(イギリス生まれのスパ・スキンケアブランド)のバスアメニティも用意されていました。


 

マエサトビーチ
ホテルのプライベートビーチではないものの、宿泊客はビーチパラソル&チェアが無料(マエサトビーチ)
目の前の「マエサトビーチ」は遊泳エリアが限られているので、石垣島のビーチとしては大人には少しもの足りない感もありますが、ハブクラゲの防止ネットが張られ、遠浅で波も穏やかなので、小さな子供と楽しむにはむしろ最適です。グラスボートやスノーケルツアーなどの親子で楽しめるマリンアクティビティのメニューも充実しています。

景勝地でありながら市街地に近く、徒歩圏内に24時間営業の大型スーパーもあるという利便性の高さも魅力。港も近いので竹富島をはじめとする離島観光にも便利な立地です。

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