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カラーリングを解り易く紹介 カラーリングの知識

自分のやっているカラー(色)の種類や方法は,知らないのが現実。そこで、今回はカラーリングの知識を深め今後に活用出来る内容でお届け致しましょう!

執筆者:内田 裕之



サロンでカラーリングする方、セルフカラーリングの方様々ですよね?しかし自分のやっているカラーの種類や方法は、知らないのが現実。そこで、今回はカラーリングの知識を深め今後に活用出来る内容でお届け致しましょう!



    



一般にカラーリング剤と言っても多種多様に、存在し用法も異なります。用途だけ取っても白髪染め・メッシュオシャレ染め・・・その方が望むようなカラーリング剤をチョイスして提供しています。

基本的な構成はパーマと同じで1液(アルカリ)で毛髪を変化させ色を混入しその後2液で中性に戻します。PHバランスを利用した方法です。
次ぎに明度なのですが、日本人の髪はトーン(明度)が4~5が普通と言われています。その色を保ってるのがメラニン色素です。
このメラニン色素を分解して明度を上げていくのです。



4⇒ 6   7 8 9  10~ (トーン)明度
黒⇒赤茶黄色金色と色は変化します。

明度で明るさを調節し次ぎに色味を加えて行きます。考え方は絵の具と似ている部分があり、黒に黄色を加えてもパレット内は黒が強く出ますよね?しかし、赤色に黄色を加えるとオレンジ発色しますこれと同じ原理で色調と明度で構成していくのです。

当然白髪の場合は基本が白ですので色味が入り易くどんな色彩にも対応できます。
この明度と色彩を利用して色を入れるのがブリーリです。色味を強く出したい場合は一度ブリーチで髪の色を抜きトーンを上げておいて鮮やかに色を発色させる訳です。



     


カラーリング剤は大きく分けて4種類に分類されます

●アルカリ染毛剤(半永久タイプ)

前項で紹介した一般的なカラーリング方法です。特に明度を上げる場合に用いられる方法でダメージ度は、比較的高くなります。

●一時染毛剤(酸性、マニュキュアタイプ)

これは、アルカリ変化をさせずに髪に外側つまりキューティクル部分をコーティングして色を発色させるカラーリングです。ダメージは殆ど無い半面色落ちなどは早く持ちが悪いという欠点があります。明度を上げる事も殆ど出来ません。

●中性染毛剤

上記2種類の良い部分を取ったカラーリング方法です。明度もそこそこ上げられて化学変化も最小限に抑えてダメージ度を下げたタイプ。良い所どりのような感じですが、その分どっちつかずの印象もあり対応が制限される感があります。

●天然染毛剤(ヘナ)

これはまったく従来のカラーリングとは違うタイプです。
漢方薬や医薬品として、何千年も昔より世界で重宝がられていたもので、ローソヌアという植物の葉を加工したもので、髪や爪に色味を入れる天然素材のカラーリング剤なのです。トリートメント効果もあり「はりやこし」も出ますね。しかしこのタイプも白髪染め等には適していますが、明度を上げるという点では期待できないタイプです。

まあ、細かく分けるとまだあるのですが、基本的にこのような分類がされています。



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