ツウ好みのフランスの世界遺産3 ポン・デュ・ガール
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ローマ時代の水道橋ポン・デュ・ガール © UNESCO / Fruneau, Yvon
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スペインや地中海に近く、ローマ時代からの古い遺跡や建築物が残るラングドック地方。この地方の代表的な世界遺産といえばやはりポン・デュ・ガールです。ガール川をまたぐ高さ49m、長さ275mにも及ぶ壮大な水道橋は、地中海の河口からニームに水を運ぶ役割としていたといい、当時のローマの建築技術の高さがうかがえます。3層のアーチからなる構造は、まわりの自然と見事に調和し、機能だけでなく景観も重視しているところが、ローマ人の美意識を感じます。
時間が許せば、基点となるニームも立ち寄っておきたいところ。古代闘技場やギリシア風の神殿など、やはりローマ時代の遺跡が残っていると同時に、モダンアートのギャラリーや最先端のブティックも多く新旧文化が混在し、数日いても飽きない町です。
<アクセス>
パリのリヨン駅からTGVで約3時間、ニーム下車。ニームからバスで約45分。バス停から徒歩10程度。
ツウ好みのフランスの世界遺産4 シャルトルのノートルダム大聖堂
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ステンドグラスや正面玄関の彫刻など見所が多いシャルトルのノートルダム大聖堂
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| 大聖堂の最大の見所、ばら窓のステンドグラス |
フランスにはシャルトルの他にもパリ、ランス、アミアンにノートルダムという名の大聖堂(カテドラル)の世界遺産があります。「ノートルダム」とはフランス語で聖母マリアを指し、いずれもマリア様を奉っています。シャルトルのノートルダム大聖堂の最大の見所は何といっても堂内の壮大かつ精巧なステンドグラス。特に正面、背面、北側、南側に配された4つのばら窓(円形で構成されているステンドグラス)は思わず立ち止まってしばらく眺めてしまうほどの美しさ。他にも建築された時代が異なる2つの尖塔や正面玄関の精密な彫刻など、フランスのゴシック建築の中でも特に細部の完成度が高いことで有名です。
シャルトル訪問は大聖堂でミサがある日曜日がおすすめ。ミサが行われている間の午前中は写真撮影は禁止になりますが、厳かな中での賛美歌や司教による演説(フランス語、スペイン語、英語の3カ国語で行われる)が聞けるという貴重な体験ができます。そしてミサが終わるお昼以降に改めて内部の撮影をすることができます。
シャルトルの町はそれほど広くないので、観光の要であるノートルダム大聖堂を中心に歴史的地区を散策するには半日あれば十分。町を南北に流れるウール川沿いの道や周辺に点在する教会を訪れた後は、大聖堂の北側の広場に集まるカフェでお茶や食事を楽しむのもステキです。
<アクセス>
パリのモンパルナス駅から急行で約1時間、シャルトル下車。駅から大聖堂まで徒歩5分程度。パリからの日帰りが可能。
ツウ好みのフランスの世界遺産5
アルルのローマ遺跡とロマネスク建造物
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闘牛場の頂上から見下ろした街並は絶景
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| 時代は1世紀までさかのぼる闘技場 |
世界遺産の中でもローマ時代の古い遺跡に興味がある人におすすめしたいのが、南仏プロヴァンスの都市アルルです。町自体が古い建物の集まりでもあり、南仏特有ののんびりとした雰囲気も魅力です。
ローマ遺跡としては、ローマ時代の円形闘技場と古代劇場が隣合わせになっていて最大の見所となっています。紀元1世紀に建てられ、現在も年に数回闘牛が行われているという円型闘技場の客席の一番高い所まで上ると、アルルの古い街並が見下ろせるパノラマポイントになっています。一方古代劇場は石で作られた客席が新しくて拍子抜けしますが、わずかに残る石柱は紀元前1世紀のもの。歴史の偉大さを感じます。
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| 静かな回廊は、彫刻にも注目したい |
そしてロマネスク様式の世界遺産としては、サン・トロフィーム教会があります。賑やかな広場に面しているにも関わらず、回廊に入れば一転してひっそりと厳かな空間に。回廊の柱に施された彫刻の完成度は高く、キリスト教にまつわるモチーフや珍しい形の動物などが描かれています。
<アクセス>
パリのリヨン駅からTGVで約4時間、アルル下車。駅から旧市街まで徒歩10分程度、闘牛場や古代劇場までは徒歩15分程度。
【参考サイト】