早期教育・幼児教育/早期教育・幼児教育関連情報

小学校に入るまでに身につけておきたい3つのポイント(2ページ目)

親も子どももドキドキワクワクの小学校生活。準備することはたくさんあるけれど、ベースとなる3つの大切なことは?自信をもって小学校生活を楽しめるようにしてあげたいですね。

小林 サラ

執筆者:小林 サラ

早期教育・幼児教育ガイド


現在の暮らし方にプラスα

生活力の高さ=生きる力

生活力の高さ=生きる力

基本的で大切なこととして挙げた「挨拶」「集中力」「会話」。これらは日々の生活の中でやしなわれていきますが、ほかにも就学前にお子さんとの暮らし方で意識してみたいことがあります。

1.家の仕事をいっしょにやる。任せてみる

掃除・洗濯・料理などの家事を知ることは、暮らしを知ることになります。家の仕事ができるようになれば、知識が増え体験が広がり、知識と体験がネットワーク化されて複雑なことへの対応力が育まれていきます。それは考える力、解決する力、そして生きる力になります。そして、これが「がんばる力」の種になっていくのです。良いことばかりですね。その種があると自己肯定感が育ち、自分への自信となります。自信がある子は何事にも挑戦していく傾向にあり、物怖じせずに小学校生活を送りやすくなりますね。

2.ダメなこと、してはいけないこと、社会のルールを教えておく

家では許されていたことでも、学校や社会では通用しないことは多々あります。社会生活を送るということは、理不尽なことも当然ながら体験します。思い通りいかないことで悪気はないのに騒ぎ続けてしまうお子さんもいます。できれば就学前にお子さんが反応しやすいことを見つけてあげて、どうしてダメなのか?や社会のルールを伝えておきたいものです。そしてしてはいけないこと、ダメなことを知り、諦める賢さや諦めちゃいけないことの切り分け方も、だんだんと伝えていきたいですね。

3.心と体の健康になるおやつ
お風呂の後は毎日アイスを食べているなどの糖分のとりすぎは、体や脳の成長に必要ありません。むしろ多すぎる砂糖は悪影響を与えることもあります。口に入るものでお子さんの体はできています。成長期のお子さんには、おやつも栄養をとるチャンス。おやつだからといって、甘いものをとる必要はないですよね。栄養たっぷりのミニごはんと考えてあげたほうが、お子さんの成長する体は喜びます。

そして、生活のリズムを整えるために、早寝早起きの習慣づけができるとさらにGOOD。何よりも一番は「健康な体と心」。これがあれば、お子さんが持っているパフォーマンスを最大化でき、脳も働き、活発に動き回ることができます。家庭での生活の中で工夫して、学校がより楽しくお子さんらしさを発揮できるように、大人はサポートしてあげたいですね。
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