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「母がしんどい」親子の確執が恋愛に与える影響(2ページ目)

女性にとって母親との関係は、ある意味、永遠のテーマ。母娘関係に関する自身の経験をブログに書いていますが、最近また「親子の確執」などのキーワードで訪問する方が増えています。そこで、親子の確執が恋愛に与える影響について書いてみたいと思います。

執筆者:藤嶋 ひじり

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心の距離を置こうとすると「執着」が増す母親

引越した女性

円満に引っ越すのが難しいと判断し、スーツケースひとつで家を出て上京した女性に話を伺いましたが、彼女は後悔していないそうです

いったいどうすればいいのでしょう。筆者は「とにかく距離を置く」という方法をお勧めしています。話す機会を減らすなど精神的に距離を置いても、母からの執着が増すので、なるべく物理的に距離を置きます。

実家を出て、ひとり暮らしをするのです。

約50~60年生きた人に変わってもらうことなど期待できませんし、こちらが変わるほうが早いものです。筆者自身、母親をやってみて思うのは、親から「子離れ」するのは困難であるということ。

つまり、子どもが「親離れ」するのが一番なのです。

これ以上、あなたの大切な人生を、誰かの思うようにさせる必要は無いはずです。少なくとも20年以上、母親のいうことを聞いてきたのでしょうから、もう充分がんばったのではないでしょうか。

毒になる母は「娘を想い通りにしている」ことに無自覚ですので、筆者も「親子なんだからわかり合えるはず。話し合いましょう」と、よく母に言われました。でも、母のいう「話し合い」は「母のいうことに私が妥協して同意すること」であり、「説得」を意味しました。異なる思考を受け入れられる人ではなかったので「話し合い」も避けました。

距離を置きつつ、感謝を伝える。

直訴してみて母がパニックになってからは、私は、なるべくそう努力しました。母が大好きで、母が大嫌い。この2つの気持ちは両立するもののようです。


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