バッテリーの持ちに関して
Apple Watchを使用する上で一番心配だったのが、バッテリーの持ちです。Webでのアナウンスでは、満充電で18時間の利用、ということで、丸一日は持たないのではないかと思っていました。実際にいろいろなアプリの通知をオンにすると、8時間で40%程度減っていきました。24時間連続で利用するのは難しい感じです。
ただし、通知を最小限に抑えて(カレンダー、電話着信、SMS着信)で利用すると、12時間で30%程度の持ちになるため、2日間は辛いものの、一日半くらいは持つ印象です。
音楽プレーヤーとしてのApple Watch
Apple Watchで、私が一番使用している機能が「ミュージック」です。Bluetoothヘッドフォンに接続して、Apple Watch本体に保存してある音楽を再生して聴いています。今までは、音楽プレーヤーはスマートフォンを利用していました。しかし、ウオーキングなどで音楽を聴きながら使用する場合は、スマートフォンではちょっと大きいため、小型の音楽プレーヤーにしたいと思っていました。Apple Watchは、そんなエクササイズ用途の音楽プレーヤーとしては使いやすいです。もちろん、運動の履歴もApple Watchで保存できますので、一石二鳥ですね。
ニュースアプリは意外に使わない
Apple Watchで使いそうだな、と思ったアプリがニュース系のアプリです。ちょっとしたヘッダーを読むだけなら、Apple Watchの狭い画面でも十分だと思っていました。しかし、結果的には全く使っていません。通知程度なら良いのですが、コンテンツを読むということには向いていないというのが実感です。
ミニゲームは楽しい
普段スマホではゲームを全くやらないのですが、Apple Watchで試しにゲームを入れてみました。昔懐かしい「たまごっち」です。元々小さなゲーム端末だった「たまごっち」なので、Apple Watchとの相性は良いようです。こういった育成系のゲームを、腕時計型のウェアラブル端末で体験すると楽しいですね。
アクティビティは健康への意識を高める
内蔵されている機能で「アクティビティ」があります。一日の消費カロリーやエクササイズ量、スタンド時間を測定して、円グラフにして表示してくれます。こういった運動量を測定するウェアラブル機器はすでに愛用していましたが、段々チェックするのが面倒になってきていました。その点、Apple Watchは時計の画面に「アクティビティ」を配置することができるため、円グラフで簡単に確認することができます。
また「スタンド」機能では、50分座りっぱなしだと、バイブレーションによるアラートで立つことを促してくれます。生活習慣病予防のサポーターとしての役割を果たしています。
初めての操作は悩む
Apple Watchは画面のタッチとデジタルクラウン、電源ボタンにて操作を行います。まず時計の表示画面にて、上からプルダウンすると通知が出るのは、iPhoneで慣れていますが、下からプルアップするとグランスが表示されるのはわかりにくいですね。グランスは、アプリというよりウィジェットのようなコンセプトのようです。また、時計表示の戻り方がデジタルクラウンを2回押し、というのも、なかなか気が付きませんでした。そして、感圧式のタッチパネルということで、ディスプレイを強く押して、メニューを表示させる、という操作にも慣れませんでした。時計表示だけさせて、通知とグランスを見る程度なら良いのですが、アプリを起動していろいろ操作しようとすると、ディスプレイを強く押すというシーンも出てきます。