大船まつり 映画仮装パレード
仮装パレードには寅さんも登場(2015年『大船まつり 仮装パレード』)
大船撮影所は、1936(昭和11)年に開設され、あの寅さんの『男はつらいよ』シリーズをはじめ、数々の名作が撮影されました。撮影所が大船にあったこともあり、小津安二郎監督や、昭和の大女優、田中絹代も鎌倉に住みました。
しかし、その大船撮影所は2000年に閉鎖。また、鎌倉最後の映画館『テアトル鎌倉』も、1988年に閉鎖され、鎌倉には映画館が一軒もないという状況に。これは、映画好きとしては、寂しい限りですね。
そんな中、近年、再び鎌倉を映画で盛り上げようという機運が、高まっています。
特筆すべきなのが、2010年4月の『鎌倉市川喜多映画記念館』開館。ヨーロッパ映画の輸入を通じて国際的に活躍された故・川喜多長政・かしこ夫妻の住居跡に建てられた、この記念館では、往年の名作の上映や、各種展示などを行っています。
そして、2015年、松竹創業120周年記念企画として、第一回目が行われたのが『大船まつり 映画仮装パレード』。松竹映画をはじめ、邦画、洋画の登場人物に仮装した参加者が、大船の街を練り歩きました。
2015年の仮装パレードの様子(洋画部門)
『千年続く祭りを、鎌倉に』 が合言葉。仮装参加者は、まだまだ、募集中です!(先着200名)
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■大船まつり 映画仮装パレード
主催:大船まつり 映画仮装パレード委員会
開催日:2017年5月21日(日) 10:30~12:00(予定)
会場:鎌倉市大船 旧松竹大船映画撮影所、中心市街地一帯
参加費:無料(仮装参加は、ホームページより参加申し込み)
ホームページ → 大船まつり 映画仮装パレードHP
長谷の市
お寺さんも、地元の商店街の人たちも、そして、たまたま訪れた観光客も、みんなが一緒になって盛り上げる「長谷の市」。毎年、春と秋、年2回行われています。2015年春開催時の長谷の市(長谷寺境内)
メイン会場は、人気観光名所・長谷寺の境内。ミニ縁日コーナーや飲食コーナー、物品販売コーナーのほか、大黒堂前に設けられたイベントステージでは、様々なパフォーマンスが行われます。
イベントステージでのパフォーマンス
小さい頃、縁日って、すごく楽しみでしたよね? あの縁日の楽しさに加え、「長谷の市」の露店で売られているのは、鎌倉ならではの美味しいものや、雑貨など。考えただけで、ワクワクしませんか?
「長谷の市」の様子を見てみましょう。会場をぐるっと一周します。まず、こちらは、ミニ縁日コーナー。
ヨーヨー釣り
「輪投げ」「ヨーヨー釣り」などが行われました。子供と一緒になって、パパやママが奮闘する場面も。
かき氷は、シロップかけホーダイ
お祭りで一番の楽しみは、やっぱり美味しいもの! 飲食コーナーでは、鎌倉の漁港で獲れたシラスをふんだんに使った「しらすチヂミ」など地元の食材を使った料理から、パン屋さん、シロップかけホーダイのかき氷屋さんまで、バラエティーにとんだ味を楽しむことができました。
会場で、ひときわ目を引いたのが、芸術系の大学の学生さんたちによる「似顔絵」のお店。お話をうかがってみると、朝から14時までで、20人くらいのお客さんの似顔絵を描き、外国人のお客さんも多かったとのこと。顔の特徴をしっかりとつかんだ似顔絵、さすがです!
メイン会場のイベントのほか、美味しいものいっぱいの朝市、衣類や雑貨などのフリーマーケット、スタンプラリーをそれぞれの会場で実施します!
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■長谷の市
主催:長谷三商店会連合 長谷の市実行委員会
開催日:2017年5月21日(日) 雨天の場合、朝市のみ別会場で一部実施。
会場/時間:
・メイン会場:長谷寺境内 9:00~16:00
・朝市:光則寺門前 8:00~11:00
・フリーマーケット:ファミリーマート鎌倉長谷店 9:00~13:00
・スタンプラリー:参加店舗、イベント会場。ゴール受付は、長谷寺入口にて16:00まで。
ホームページ → 長谷の市HP