デジタルデトックスツアーとは?
ツアー案内役の宇治さん。生まれも育ちも鎌倉という鎌倉の達人
昨今、若者を中心に「デジタル依存症」ともいうべき症状に陥っている人が多いとききます。
海外では、オンラインゲームを長時間やりすぎたことによる死亡事故、インターネット利用の長時間化による離婚・解雇の発生といった社会問題が報告されています。
そこまで極端な例でなくても、スマホを持っていると、ついつい着信やSNSの書き込みをチェックしてしまい、他のやるべきことができなかった、なんていうことは、多くの人が経験していると思います。
とはいえ、今の時代、スマホや携帯、デジカメとまったく無縁の生活を送るというのは、なかなか難しいこと。
ツアーの様子
今回、取材した「デジタルデトックスツアー」は、インターネットやデジタル機器を否定するのではなく、
「たまに旅行に出かけて、旅行先では携帯をオフにしよう」とか、「週に一日は、携帯を使わない日があっても良いのでは?」
というような、ネットやデジタル機器との上手な付き合い方を考えて、ココロとカラダを守るためのアクションを起こそうというのが目的。
「スマホって、持っていると触ってしまうけど、数時間なら、なくても意外と平気じゃん!」というのを体験します。
ツアースタート まずはスマホを回収!
スマホ・携帯は、スタッフにおあずけ
ツアースタート時に、全員、スマホ・携帯は、スタッフにおあずけ。
普段、ほとんど手放さないスマホを預けてしまうというのは、ちょっとした儀式のような感じがするかもしれません。
配られたのは、余白いっぱいの手書きの地図
まず、参加者に配られるのは、余白いっぱいの手書きの地図。いつもならデジカメでパチリと写す、旅の魅力や思い出をこの地図に書き込んでいきます。
いよいよ、ツアースタート!
草木を使った遊びを紹介
道すがら、ガイドブックには紹介されていないお話しがあったり、昔の子どもがやった草木を使った遊びを紹介したりしながら、一行は、妙本寺というお寺に到着。
次のページでは、妙本寺で五感を使ったワークショップに挑戦!