北海道有数のパワースポット・登別
大自然の恵みにあふれる北海道には、風水的なエネルギーが集結するパワースポットもたくさんあります。今回はその中でも「火=陽(よう)」のエネルギーと「水=陰(いん)」のエネルギーの両方を効果的に吸収できる道内最強のパワースポットの一つ、登別にご案内しましょう。登別温泉のシンボル、地獄の鬼たち
かくも全国からたくさんの観光客を集めている登別温泉のパワーは、もちろん湯量豊富で種類も多い温泉の泉質そのものの魅力に加え、地元の方々によるたゆまぬ観光客誘致の努力の結果とも言えますが、風水的に見てもここ登別は非常にパワフルなエネルギーが噴出している場所。多くの観光客達が直感的に登別の「パワースポットのエネルギー」に惹かれて集まったのではないか?という見方もできるでしょう。
パワーあふれる登別温泉、写真は登別グランドホテルの露天風呂
その1:地獄谷……「火」のエネルギーは生命力の源
それではまず、登別の第一のパワースポット、温泉街の北にある地獄谷を訪ねてみましょう。日和山の噴火でできた爆裂火口跡にある地獄谷は、その面積は約11haで札幌ドームのおよそ7個分。山に囲まれた盆地状の荒涼たる谷の至る所からは、硫黄臭がする水蒸気や煮えたぎる熱湯が轟々と音をたてながら湧出しており、まるで地獄を思わせる恐ろしげな光景からその名が付けられました。登別の地獄谷
温泉街の北にある駐車場から、地獄谷を散策する木製の遊歩道が整備されています。谷のいたる所にある噴気孔からは蒸気が、また道路脇の穴からも地中の熱気が噴出しており、ここを歩くだけで「火」のパワーは充分体内に吸収されていきます。
道路脇の穴からも地中の熱気が
地獄谷の中心にある鉄泉池
熱湯とともに地中から凄いパワーが・・・
至る所でパワフルな噴煙が……
地獄谷のデータ
住所 登別市登別温泉町
見学時間 定休日なしで随時見学可能
問合せ先 登別観光協会 0143-84-3311
ホームページ http://www.noboribetsu.tv/facil/jigoku.html
その2:倶多楽(くったら)湖……「水」は癒やしの力
地獄谷で「火=陽」のパワーで元気をたっぷりチャージしたら、次は「水=陰」のエネルギーを吸収しに行きましょう。地獄谷から日和山に向かう山あいの観光道路を走ること十数分、山頂の原生林に囲まれた湖、倶多楽湖に着きます。この湖には流入・流出する川がないので地元の方によると「そのままでも湖水を飲めるぐらい」に良質の水とのこと。環境省の水質調査でも全国1位にランキングされており、透明度も「摩周湖とともにわが国でトップを競う堂々としたもの」と説明の看板にも誇らしげにアピールされています。
倶多楽湖の良質な水をアピールする看板
地獄谷先の山あいにある湖、倶多楽湖
「水」は二人のきずなをより強めてくれる
倶多楽湖のデータ
住所 北海道白老郡白老町虎杖浜
見学期間 春から秋のみ。冬期間は閉鎖
問合せ先 白老町観光協会 0144―82―2216
ホームページ http://www.shiraoi.net/n-html/page-kankou.html
その3:大湯沼……「火」と「水」の融合ゾーン
地獄谷と倶多楽湖の途中には、もう一つのパワースポット、大湯沼があります。ここは日和山が噴火したときにできた爆裂火口跡にあり、ひょうたん型の沼の底からは100℃以上ある硫黄泉が噴出している「熱の沼」です。ひょうたん型の熱の沼・大湯沼
大湯沼で「火」と「水」のエネルギーを吸収
川の脇に設置された遊歩道を歩いていると、ほんのりとした硫黄臭と熱気が漂ってきます。それもそのはず。大湯沼探勝歩道の脇を流れているもの、実は水ではなく大湯沼から流れでている「お湯の川」なのです。まさに前述の「火」と「水」が融合したエネルギーのルートをたどっていくわけですから、歩くだけでもパワーアップすること間違いなしですね。
遊歩道脇に流れるのは「お湯の川」!
お湯の川に設置された天然の足湯
大湯沼のデータ
住所 登別市登別温泉町
見学期間 春から秋のみ。冬期は閉鎖
問合せ先 登別観光協会 0143-84-3311
ホームページ
http://www.noboribetsu-spa.jp/?see=%E5%A4%A7%E6%B9%AF%E6%B2%BC