女性を輝かせる黒のランジェリーの魅力とは
フレンチ・ランジェリー展TOKYO 1980年代の黒のランジェリー
この秋におすすめしたい色は黒のランジェリーです。黒の下着のイメージは、セクシーでお洒落な女性の下着の定番カラーです。欧米では、黒のランジェリーは特別な色と言われ、お洒落をする日のための下着として着用されます。今回は、黒のランジェリーの魅力とAubadeの最新の2014年秋冬のコレクションを紹介します。
黒のランジェリーは、素材技術の進化で出来た色
フレンチ・ランジェリー展TOKYO 1980年代の黒のランジェリー
写真は、先日行われたフレンチ・ランジェリー展TOKYOから1980年代のランジェリーです。この時代のファッションは、黒が主流になり、美しくボディラインを魅せるボディスーツが誘惑のシンボルとなります。素材も伸縮性の良いライクラ・ファイバーにより着心地の良いボディスーツの製作が可能になりました。1980年代ファッションの世界では、モードが全盛になり、ランジェリーも流行の最先端を追いかけます。
黒のランジェリーができたのは、ナイロン素材などの化学繊維ができた第二次世界大戦後のことです。コットン素材が中心だった頃は、下着の色はベージュやピンクが主流で、シルクでわずかに黒がありましたが、洗濯頻度の高い下着で染色が難しい黒の色は少なかったのです。第二次世界大戦後にナイロンやポリエステルなどの化学繊維が開発されることで、女性を魅力的に見せる黒のランジェリーが可能になったのです。
次のページでは、黒のランジェリーの魅力を紹介します!