もうケンカしない。彼への上手なグチり方(2ページ目)

アドバイスしてしまう男性の気持ちを理解する

グチを言う彼女に彼が意見を言ってケンカ、というパターンを繰り返していたカップルは、彼が自分の気持ちを伝えたことで関係が良くなったそうです。「アドバイスをするのは、早く問題を解決して好きな人を上機嫌にしたいから。恋人にずっと暗い顔をされるのは辛いし、一緒にいても楽しくないですから」。それを聞いた彼女は「確かに、暗い話が続いたら嫌だよね」と納得してくれたそうです。

今は、男性はできるだけ丁寧に聞く努力をする、女性は彼がアドバイスを始めたら「お願い、機嫌直して！」のサインだと受け止めてグチを言うのをやめるなど、お互いに歩み寄る工夫をしているそうです。親しい関係でも、相手のことを思いやる気持ちは大切ですね。

たまのグチは丁寧に聞いてあげる

付き合っている相手に不満やストレスをぶつけるのはほどほどにした方が良いですが、もし、滅多に不満を口にしない恋人がそんな話を始めたら、できるだけ聞いてあげることが大切です。いつもは自分で気持ちを整理したり、うまく発散したりしている人がわざわざ言葉にするということは、よほど深刻か、あなたにも関わりのあることかもしれないからです。

筆者の知人女性は、いつも無口な彼から「仕事のことで悩んでいる」と言われたことがあり、少し驚きつつも真剣に向き合って話を聞いてあげたところ、思いがけずプロポーズされたと言います。職場で転機を迎えて転職するか悩んでいた彼は、自分の話にきちんと耳を傾け、決断を応援してくれようとする彼女を見て「ずっと一緒にいたい！」と感じたのだそう。グチを聞けば結婚できるということではありませんが、いざという時に頼りになる女性は、男性にとっても自然と大切にしたい存在になるのだと思います。


親しき仲にも礼儀あり。いくら彼を信頼しているからといって、甘えてばかりでは疲れさせてしまいます。仕事の悩みやグチを言うのはほどほどにして、話す時は相手への思いやりを忘れないようにしましょう。ちょっとした工夫と心がけで、良い関係を保つことができますよ。