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本気の紫外線対策&美白ケア(14ページ目)

紫外線対策&美白ケアの疑問を解消して、透明感のある美白肌を目指しましょう!毎日のUVケアに役立つオススメの日焼け止め紹介も必見です。

執筆者:All About 編集部

Q.美白化粧品の落とし穴って?
A.初心者さんには医薬部外品がオススメ

■美白化粧品を選ぶ時は成分表示をチェック

パッケージが白や青で美白を連想させたり、「ホワイト○○」という名前だったりすると、美白に効果がありそうと思ってしまいがちですが、選ぶ時はきちんと成分をチェックすることが大切です。
どんなものを選んだらいいか悩んだら「医薬部外品」を選ぶのも1つの方法。医薬品と化粧品の中間に位置し、厚生労働省が有効性を認めた成分を配合したものを医薬部外品と呼び、「日焼けによるシミ、ソバカスを防ぐ」と表示されています。ただ、美白成分は人によって相性があって、どの成分が効くかは一概には言えません。自分の肌で試して確認しながら選ぶのがベストです。

■医薬部外品以外にも、効果の高い化粧品はある!

医薬部外品以外の商品は美白製品ではなく、ブライトニング製品と分類されます。必ずしも医薬部外品のほうが効果が高いかというと、そういういうものでもなく、ブライトニング製品でも優秀な物がたくさん出てきています。効果が高いとされる「ハイドロキノン」、「アスタキサンチン」、「油溶性甘草エキス」などの成分があり、これらを配合しているブライトニング製品にも注目が集まっています。

<注目の成分>
ビタミンC誘導体:ビタミンCを肌に吸収しやすい形に変えた物。抗酸化作用があり、シミだけでなくニキビやエイジングケアにも有効。

4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩):サリチル酸の誘導体で、メラニン生成を抑制するだけはなく、シミ部位で生じている慢性的な角化プロセスの乱れに作用して、溜まったメラニンを排出する効果を持つ。

TXC(トラネキサム酸セチル塩酸塩):肌内部でメラニンの過剰な生成が始まる時に起こる、主要因子の連鎖反応を食い止める。

マグノリグナン:植物に含まれる天然化合物をモデルにしてつくられた成分。チロシナーゼの成熟を阻害する働きがある。

コウジ酸:みそやしょうゆなどコウジ菌由来の成分。チロシナーゼ抑制効果がある。

アルブチン:コケモモから抽出した成分。メラニン色素に作用するチロシナーゼ抑制効果がある。

エラグ酸:イチゴから抽出した成分。強力な抗酸化作用で肌を錆から守る。

カモミラET:カモミールから抽出した成分。メラニンの生成を促すエンドセリンという物質を抑制し、シミを予防。

t-AMCHA:シクロアミン酸誘導体。医薬品の抗炎症剤として知られ、シミ以外の周囲の皮膚には影響を与えずに炎症を抑制。

トラネキサム酸:大豆や卵黄から抽出して作られている天然の界面活性剤で消炎剤の一種。メラニン色素生成誘導因子の発生を抑制。

リノール酸:サフラワー(紅花)油から抽出した成分。チロシナーゼ酵素を分解する効果がある。

ルシノール:モミの木の成分に似た化合物。強力な美白成分ハイドロキノンと似た分子構造を持ち、美白効果もたいへん強い。

プラセンタエキス:ブタやヒトの胎盤から抽出した成分。肌の新陳代謝を高めてメラニン色素の排出を促す。

ハイドロキノン:出来てしまったシミにも高い効果を発揮する強力な美白成分。「お肌の美白剤」という異名を持ち、今注目が集まっている。

アスタキサンチン:ヘマトコッカスという藻類にしか含まれていない希少な色素成分。強い抗酸化力を持つ。

油溶性甘草エキス(グラブリジン):甘草という漢方薬から抽出した成分。消炎作用・抗酸化作用にも優れ、チロシナーゼが生成されるのを阻害する。
このページは2013年5月7日時点の情報です
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