姿勢・仕草/可愛く美しく見せる姿勢・仕草

美人度アップ! 座り姿勢の基本

デスクワーク、食事、読書……。私達の日常生活の中で「座る姿勢」の時間は意外と多いもの。その「座り姿勢」を、皆さんは意識していますか? 今回は、美人度アップする「座り姿勢のポイント」を紹介します!

長坂 靖子

執筆者:長坂 靖子

ウォーキング・姿勢ガイド

不美人姿勢の落とし穴。「座る=休む」の意識はNG!

「座り方」意識していますか?

「座り方」意識していますか?

デスクワーク、食事、読書……。私達の日常生活の中で「座る姿勢」の時間は意外と多いもの。その「座り姿勢」を、皆さんは意識していますか?

「美しく見える姿勢」は骨格バランスが保たれている事が必須条件で、それは「座る時」も同じこと。いつも筋肉がゆるんだ状態でいては、骨格バランスが崩れる原因になってしまいます。

勿論、「座る」という動作は、リラックスする事でもあるので、時には筋肉をゆるめることもOK。でも、いつも「ゆるんでばかり」では、骨を正しいポジションにキープできないばかりではなく、血行が悪く脂肪がたまりやすいあいまいなボディラインが習慣化されてしまいます。

筋肉に力がはいっていない姿勢を日常化しては、不美人街道まっしぐらなのを忘れずに! 「座る=休む」ではないのです。筋肉を意識する姿勢と、リラックスする姿勢をコントロールして、「正しい座り姿勢」をマスターしましょう!

間違った座り方は、身体をゆがめて腰痛の原因にも!?

ゆるんだ姿勢は身体もゆがませます

ゆるんだ姿勢は、ゆがみの元

こちらの座り方は筋肉をゆるめているため、骨盤が傾いています。長時間、このような姿勢を続けると、骨盤や背骨に負担をかけ、骨格がゆがむ原因になりかねません。

また、正しい背骨のS字カーブを保つことが出来ず、腰に負担をかける姿勢となって腰痛を引き起こすケースもあるので注意が必要です。

 

基本の正しい座り方は、全身の筋肉を使う

正しい座り姿勢

正しい姿勢でゆがみ知らず

横から見た基本の正しい座り方です。内ももを意識して引き寄せ、ひざの下にかかとがくるように足元を整えます。骨盤を立てて、腹筋と背筋を使って背骨のS字ラインを整えます。下腹部を意識して上半身を上に引き上げるようにすると、「骨盤を立てる」ことが、簡単にできますよ。

また、背筋を意識する事は、外側に位置する広背筋だけではなく、背骨を支える深層部の筋肉(脊柱起立筋)も使われるので、「背中全体の筋トレをしている」と思いつつ、背筋を伸ばしてみてください。


見た目が美しい姿勢には筋肉が使われてる

意識した座り姿勢は美人度アップ

意識した座り姿勢は美人度アップ

美しい座り姿勢は、「脚を引き寄せ・骨盤を立て・背骨のS字ラインを保つため」に、全身の筋肉を使う必要があるのです。

しかし、一見当たり前に見えるこの姿勢は、筋肉を意識しないとできません。特に、座っている時には、骨盤から下は「他人から見えない」と言う気持ちから、無意識になりやすいパーツです。見えないパーツを意識するからこそ、その上に位置する、背骨や頭部のポジションが美しくなるという事を忘れてはいけません。

脚や骨盤のポジションが乱れたまま背筋を伸ばそうとすると、背中が反ってしまい腰痛を誘発することもあります。間違った座り姿勢は美しさだけではなく、「健康」も損なってしまうので、注意したいもの。正しい座り姿勢に整えて美人度アップを目指しましょう!
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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