サンフランシスコ名物のカニが美味しい有名レストラン

サンフランシスコ名物、ダンジネスクラブの名店　Crustacean（クラスタシアン）

サンフランシスコに来たら1度は食べたいのが「ダンジネスクラブ」。フィッシャーマンズワーフのシンボルにもこの「ダンジネスクラブ」が掲げられているほどに、サンフランシスコ名物ともいえる食材です。別名、アメリカイチョウガニと呼ばれるこのカニは、身がギッシリ詰まっていて身はプリプリで甘く、まさに絶品。これを食べずに日本に帰るわけにはいきません。

多くのレストランで提供されているダンジネスクラブですが、旅行者はもちろん地元の人からも愛される名店が「Crustacean（クラスタシアン）」です。クラスタシアンとは日本語で「甲殻類」の意味で、まさにカニのお店。カニ料理のみならず、ベトナム王朝料理にフレンチのエッセンスが加わったフュージョンレストランで、日本人の口によく合うメニューが目白押しです。

絶対に頼むべき2つのメニュー

こちらのお店では「英語メニュー」と「日本語メニュー」を選択することができるので安心。料理の説明も解りやすく記載されています。前菜の種類も豊富なので思わず頼みすぎてしまわないように注意！ こちらのレストランには「絶対に頼むべき2つのメニュー」があります。

■メニュー1：カニのロースト（The Roast Crab）／時価
オーナー、アン一族秘伝のレシピのガーリックソースでダンジネスクラブをじっくりとローストした、こちらのお店の看板メニュー。値段は「時価」となっていますが、38ドル前後が主です。丸々と大きなダンジネスクラブの中にはプリプリの身がぎっしりと詰まっており、食べごたえ満点！　カニの甘みとガーリックソースの香ばしさがたまりません。ビニール製のビブ（前掛け）を掛けてくれる上に、アメリカのレストランでは珍しく、食事の後に温かいおしぼりを出してくれますのでるので、ここは豪快に手づかみでどうぞ！
■メニュー2：ガーリックヌードル（An's Garlic Noodles）／9.50ドル
コシはほとんどないフワフワのヌードルで、独特な甘みのあるガーリックソースが何とも言えない味わい。ガイドは、カニにかかっているガーリックソースを少しヌードルに加えて食べるのがお気に入りです（カロリーはちょっと気になりますが）。秘伝のソースを2度楽しめる食べ方なので、是非チャレンジしてみてください！

女性2人で来店した場合は、前菜1皿、カニのロースト1皿、ガーリックヌードル1皿のオーダーで丁度良いと思います。しかし、1人1杯カニを食べている人もよく見かけますので、お腹が空いている場合はチャレンジしてみてもいいかも!?

来店の際のマメ知識

■ドレスコード
お店は薄暗くてお洒落な雰囲気。ドレスコードはありませんので、デニムやスニーカーでも入店を断られることはありませんが、お店の雰囲気に合わせて、少しだけドレスアップするのも良いかもしれません。

■ワインの持ち込みOK
ワインの産地であるナパが近いこともあって、サンフランシスコ地域のレストランはワインの持ち込みを許可しているところが多数。クラスタシアンの持ち込み料は1本につき12ドルです。お気に入りのワインを持ち込んで絶品のカニ料理と一緒に味わうのもおすすめ。

■周辺の治安
クラスタシアン周辺の治安はあまり良いとはいえません。特に夜は出歩かない方が良い場所なので、ホテルからの行き帰りはタクシーを利用しましょう。帰りはお店のスタッフにお願いしてタクシーを呼んでもらうことも可能です。

姉妹店も市内にあり

サンフランシスコのアウターサンセットという地区にある「Thanh Long（タンロン）」はクラスタシアンの姉妹店。市内中心部に滞在する旅行者にとってはクラスタシアンの方がアクセスも良いですが、こちらのお店はこじんまりとしていてカジュアル。日本人の観光客もあまり見かけません。公共交通機関ではアクセスしづらい場所にありますが、レンタカーなどを使って移動する場合はこちらのお店を利用するのも良いでしょう。

＜DATE＞
■Crustacean Restaurant
1475 Polk St., Ste 6
San Francisco, CA 94019
TEL：415-776-2722
HP：houseofan.com
駐車場：バレーパーキングあり（12ドル）

■Thanh Long
4101 Judah St.
San Francisco, CA 94122
TEL：415-665-1146
駐車場：バレーパーキングあり（8ドル）