ハロウィンパーティーの定番・クモのヘッドバンド
クモのヘッドバンド
ベルギー在住中に息子達が通っていたインターナショナルスクールはアメリカ系の学校だったので、毎年10月は幼稚園でハロウィンパーティーが開催されました。パーティーではハロウィンらしい不気味な形のお菓子を食べたり、伝統的な遊びを体験したり、かぼちゃやお化けをモチーフにしたユニークな工作を楽しみます。今回はその中でも、子ども達に特に人気があったプチ仮装グッズの作り方をご紹介します。材料は全て100円ショップの商品を使っているので、安く簡単に作る事ができますよ。
ハロウィンパーティーでは定番の工作です
spider headband(クモのヘッドバンド)はアメリカではとても有名な工作です。ハロウィンで初めて仮装する子どもや、派手なコスチュームが苦手な子ども向きの、プチ仮装グッズです。
spider headbandの作り方
材料:黒い画用紙:6cm×約55cm、黒いボール紙(カラー段ボール)、手芸用の目玉:8個
黒い輪を作ります。直径は子どもの頭囲と同じ大きさです
1. 黒い画用紙で輪を作ります。サイズは縦6cm×子どもの頭の周囲(50~60cm)の長さです。紙が短ければ両面テープでつないでください。
黒い段ボールを8本切ります
2. 黒い段ボールを約4cm×20cmに切ります。これを8本作ります。
画用紙の淵に段ボールを留めます
3. 段ボールを画用紙の淵に、両面テープで8本付けます。これが足になるので、4本ずつ両端にくるように留めてください。
足をジャバラに折ります
4. 段ボールをジャバラに折ります。
頭にかぶる時は向きに気を付けてください
5. 画用紙に目玉を付けます。クモの目は8個です。
コウモリが飛んでいるユニークなカチューシャ
コウモリのカチューシャ
黒いカチューシャに黒い針金を巻き付け、コウモリが飛んでいるように見せているbat headband(コウモリのカチューシャ)です。リボンをフェイクファーなどに変えれば、男の子にも使えますよ。
bat headbandの作り方
材料:黒いカチューシャ、メッシュのマット、黒い針金:14cm×4本、飾り用のリボン、コウモリの飾り(シール、紙、人形など):4個
端はギザギザに切ってください。
1. マットを長方形に切ります。サイズは大30cm×15cmが1枚、小15cm×8cmが2枚です。端はギザギザに切り取ってください。
針金を巻いてカチューシャにマットを固定します
2. 大サイズのマットはギャザーを寄せて、カチューシャの中心にのせます。マットをカチューシャに固定するように、中心に黒い針金を巻き付けます。残りの3本の針金は最初に巻き付けた針金の根元に巻き付けてください。
小さなマットを2個のせます
3. 大マットの上に小マットを2個のせ、接着剤で留めます。
リボンを留める
4. その上からお好みのリボンを接着剤で留めます。あればマットにクモの人形や綿などを飾ると良いでしょう。
写真はスポンジ素材のシールです
5. 針金の先にコウモリを付けます。コウモリはシール、人形、画用紙に書いた絵、折り紙で折ったもの、など何でも構いません。
天使?悪魔? ストッキングで作る天使の羽
天使の羽のプチ仮装
欧米にはたくさんのパーティーショップがあり、子ども用の衣装やプチ仮装用の可愛い変身グッズが売っていて、天使や妖精の羽は女の子に大人気でした。ここではハロウィン向けのAngel Wings(天使の羽)の作り方を紹介しています。羽の周りにはパープルの長い羽毛を飾りましたが、羽毛を付けずストッキングの色をパステルカラーに変えれば妖精の羽のようにも見えますよ。ただし、100円ショップの羽毛はすごく抜け易く、動き回ると羽が飛び散るので着用時はご注意ください。
homemade Angel Wingsの作り方
材料:パンティストッキング(白に近い物):1足、針金ハンガー:4個、ワイヤータイ:4本、デコレーション用の長い羽毛(140cm)×2本、紙ナプキン又は紫系の布:1枚、衣料用のゴム:40cm×2本
Aで2本、Bで2本切ります。
1. 針金ハンガーを4個用意します。2本は先端の曲がった部分(A)を、2本は捩れた部分の下(B)を、ペンチで切ります。Bのハンガーはまた輪になるように、針金を重ねてねじっておきます。
ハンガーにパンストを被せます。端はしっかりと縛ってください
2. Aのハンガーを手で引っ張り楕円形になるように伸ばします。パンストは膝から下を裁断し、中にハンガーを通します。パンストは端をねじり、ワイヤータイでしっかりと縛ってください。
Aと同じようにパンストを被せ端を縛ってください。
3. パンストの太ももから膝までの部分を裁断し、袋状になるように片端を結びます。そしてパンストの中にBのハンガーを通します。Aと同じように端をねじり、ワイヤータイでしっかりと縛ってください。
4枚の羽を重ねます。Bは少し小さいので下にします
4. Aの羽とBの羽を重ねます。Aの方が若干大きいので上に、Bは若干小さいので下に置きます。
ビニールテープを巻き、その上からパンストを巻いて隠します
5. 羽と羽の間の針金が重なった部分にビニールテープを巻き、羽が動かないようにしっかりと固定します。その上から残ったパンスト(お腹の部分)を巻き付けて結びます。
ハンガーと羽を重ねてぐし縫いします
6. ハンガーの淵(針金)の上にデコレーション用の長い羽毛を重ね、針金と羽毛の芯を一緒に3cm間隔のぐし縫いで、荒く縫っていきます。
全ての羽の淵に羽毛を付けます
7. デコレーション用の羽毛1本でAとBの羽1組を飾ることができます。 なので飾り用の羽毛は合計2本入ります。
羽と羽の間を隠します
8. 羽と羽の間のパンストを被せた部分は、紙ナプキンや布を被せて隠します。 造花や別の羽を貼っても構いません。
肩ひもを通します。
9. 羽を裏返し、両方の羽の付け根ににゴムを通し、輪を作ります。ここに腕を通して羽を背負うようにします。羽が大きいので大人でも使えます。
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