BBQと天然資源が有名なテキサスの基本情報
テキサスは、アメリカ中西部に位置するアメリカで2番目に大きな州です。南西部はメキシコと国境を接し、南東部にはメキシコ湾が広がっています。面積は、約700,000平方キロメートル。日本の面積の約2倍弱の大きさがあります。主な産業は、石油や天然ガスの採掘。法人に対する優遇があり、アメリカン航空やデル、AT&Tなど、たくさんの大手企業が本社を置いています。テキサスへのアクセス
日本からは、ヒューストン国際空港にユナイテッド航空の直行便が1日2本、ダラスフォートワース国際空港にアメリカン航空が直行便を1日2本飛ばしているので、アクセスは、とても便利です。所要時間はどちらも約12時間。主な観光地
日本人旅行者が訪れるテキサスの観光都市は、ヒューストンやダラス、サンアントニオなど。■ヒューストン
テキサスの南東部に位置している工業都市で、全米第4の規模を誇ります。主な観光地は、ジョンソン宇宙センター、ヒューストン美術館など美術館や博物館が集まるサムヒューストンパークなど。
■ダラス
テキサス州北部にあるオイルビジネス中心の大都市。ケネディ暗殺についてのたくさんのことを知ることができるシックスス・フロア博物館やJ.F.Kメモリアルなどケネディ大統領にちなんだ場所が、主な観光スポット。
■サンアントニオ
サンアントニオは、中部に位置するテキサス第2の都市です。主な観光地は、1836年のメキシコ軍との戦いの際に中心となった「アラモ砦」や、おしゃれなカフェやレストランが立ち並ぶサンアントニオ川沿いのリバーサイドウォークなど。
テキサスの文化
テキサスのウエスタンブーツ屋さんの品揃えに驚く!
ロデオは、テキサスの人々の大好きなアトラクションの1つ。毎月どこかでロデオ大会が行われています。ロデオと言えば、暴れ牛に乗って時間を競うもの(実際は8秒以上乗り続けた人が勝ち)だけをイメージしがちですが、実際は馬に乗っての投げ縄や子牛を捕まえる競技など、たくさんの競技があります。
カウボーイとロデオ文化に伴い、発達してきたのがカウボーイハットとウエスタンブーツです。テキサスには巨大なブーツショップがあり、そういったところに行くと体育館数個分の大きさのスペース全部に、何百種類ものウエスタンブーツやカウボーイハットが置かれています。値段は、アメリカの他の州の半分、日本の4分の1ぐらいです。
テキサスの食べ物
テキサスと言えば、まず思い浮かぶのがBBQ。そうステーキです。元々畜産業で発展してきたテキサスの牛肉は、他のところで食べるのとは大違い。赤身でジューシーなテキサスのステーキを食べたら、他のところでステーキが食べられないと言う人も多いです。他には、メキシコとの国境に位置しているため、メキシコ料理とアメリカンがミックスしたテックスメックスという料理があります。メキシカンをベースに牛肉とチーズをふんだんに使った料理が多いのが特徴。例えば、ブリトーに唐辛子ソースをかけて食べるエンチナーダは、テックスメックス料理の場合、その上にたっぷりととろけるチーズがかけられています。
また、チリ料理もテキサス発祥の食べ物だと言われています。チリ料理とはレッドビーンズを長く煮て、そこにお肉や玉ねぎ、トマトなどを入れて煮込み、チリパウダーなどで味付けされた料理です。ステーキの付け合わせで出てくることも多いです。