でも、「柄パンツだから着まわしできない」というのは大きな間違い!コツさえつかめば、1点の柄パンツをまったく違うイメージでスタイリングできるんです。そこで今回は、3タイプの柄パンツを例にとり、「カジュアル」「シック」「フェミニン」「クール」の4つのテイストに着回す方法を解説します。
【Contents】
Page1-2:今年の本命、フラワー柄パンツの着まわしコーデ
Page3-4:レオパード柄パンツを4つのテイストで着まわし
Page5-6:インパクト大な太ストライプパンツもこれで着回せる!
今年の本命、フラワー柄パンツの着まわしコーデ
パンツ1万2600円(Another Edition)/Amazon.co.jp
柄パンツはそこに描かれているモチーフが大きくなればなるほどコーディネートを難しく感じさせてしまいます。しかし、人の記憶に残りやすいアイテムなので、いつも同じような着こなしでは「またあのパンツ履いてる」と思われてしまうかも……。思う存分活用したいなら、全く違う雰囲気での着まわしをすることが必要です。
こういった柄パンツを着回すには、その柄に含まれている色と他のアイテムの色をいかにうまくリンクさせられるかにかかっています。
インパクトのある柄パンツを異なるイメージに変えていくには、それ以外のアイテムの色のトーンを大きく変化させるのが近道です。しかし、いくら雰囲気を変えたいからといって、そもそも柄パンツと相性が悪い色を合わせてしまったのでは本末転倒。
カーディガン3990円(LOWRYS FARM)、タンクトップ1995円(ANAP)、パンツ1万2600円(Another Edition)、カラーベルト3675円(COOCO)、クラッチバッグ6090円(Fatima Morocco)/以上すべてAmazon.co.jp
まずはカジュアルなコーディネートから詳しく見てみましょう。元気なイメージを強めるために、多色使いにして、それぞれの色はネオンカラーを選んでヴィヴィッドなトーンに統一しました。一見バラバラな色を選んでいるようですが、一番面積の広いピンクは、花柄の中にも含まれているため、統一感が出ます。さらに柄のベースカラーであるグリーンをベルトで拾えば、まとまりが強まります。
プルオーバー9975円(JOURNAL STANDARD)、パンツ1万2600円(Another Edition)、ストール7000円(RAJ)、トートバッグ3990円(cache cache)/以上すべてAmazon.co.jp
次に、打って変わってシックなイメージへと着まわし。カラフルな花柄を大人っぽく着回すのは難易度が高いように思われがちですが、小花柄でなく大きな花柄を選んでおけば、意外とシックなコーディネートにもはまりやすいものです。逆に、小花柄だと幼い雰囲気が出やすく、落ち着いた雰囲気を出すのに苦労するかも。
合わせる色に選んだのはブラウン。落ち着いた印象を最も出しやすいカラーですし、パンツの花々と新緑のようなカラーリングを、しっかり支える木の幹を想起させ、相性は抜群。パンツ以外のアイテムの色をすべて統一することで、コーデ全体での色数を抑え、大人っぽい雰囲気につなげています。重くなりすぎないよう、素材は清涼感のあるものをチョイスしてバランスをとりましょう。
次のページでは、引き続きフラワー柄パンツをフェミニン&クールに着まわします。