カロリーだけを重視するのはもう古い!?
朝食を食べられるように生活改革を!
太らない体質づくりで大切なもののひとつが、カラダのリズムを正常に維持することで、その具体的な実践法としては朝食を食べることが重要だと分かってきています。でもその朝食についても、専門家の間では食べたほうが良いという案と、不要であるという案の相反する2つが存在しています。カロリー面だけの理屈ではないということを考えるために、早速その概要をみていきましょう。
朝食不要説を解説
最新の国民栄養調査の結果をみてみると、習慣的に朝食をほとんど食べないという人の割合は、男性10.7%、女性6.0%(いずれも全年齢の平均値)となっていて、実際はさほど欠食者は多くないような印象でもあります。でもデータを良くみると、最も多い20歳代では5~6人に1人ほどの割合で、朝は食べていないという人がいます。遅い時間まで仕事をしたり、夕食が遅くなったりするなど生活時間が不規則な社会人は、朝に食欲がわかないのも仕方がありませんよね。夜遅くにカロリーの高い食事をとったり、遅くまで飲酒をしていたり……、という生活の上に、内容を考えずにコンビニやファストフードなどで高脂肪・高カロリーの朝食を食べたりすると、当然ながら太ってしまう可能性が高まります。こうした背景を踏まえて、食べすぎを防ぐ意味合いで「空腹を感じるまで食べなくて良い」「現代人には朝食は不要」だと判断することもあり、これもある意味で正論だと思います。
とはいえ、朝食を食べないよりは、食べたほうが良い理由はたくさんあります。次のページでは太らないための3か条をご紹介します!