カナダ/カナダの観光・見どころ

カナダでクロスカントリースキー・スノーシュー(2ページ目)

夏でも冬でもカナダの大自然を心行くまで楽しむには、やはり「歩き」が一番のオススメ!夏はハイキングだけど、冬は……?今回ご紹介するのは冬のハイキングとも言うべき、クロスカントリースキーとスノーシューです。

執筆者:下村 猛

スノーシューがあれば、雪の中も問題なし!簡単ウィンターハイキング

道具が軽いので、こんな風に走ったりすることも可能 (C) Tourism Whistler / Toshi Kawano

道具が軽いので、こんな風に走ったりすることも可能 (C) Tourism Whistler / Toshi Kawano

トラディショナルな木製タイプは風情があるが、レンタルではお目にかかることは稀 (C) Snowshoe Making / Wisconsin Department of Natural Resources

トラディショナルな木製タイプは風情があるが、レンタルではお目にかかることは稀 (C) Snowshoe Making / Wisconsin Department of Natural Resources

日本語で呼ばれるところの「かんじき」は実用的なものであるのに対し、スノーシューは雪上で遊ぶためのレジャー用のギアと考えてよいでしょう。靴に装着し、雪の中へ入っていくだけなので、クロスカントリーよりもさらに簡単。

全く誰も入っていない新雪の中へ入っていくこともできますが、旅行者が見ず知らずの土地で道なき道を行くのは非常に危険。やはり、定められたコースに沿って楽しむのが無難でしょう。

以前は木製タイプが主流であったスノーシューも、現在は軽金属やプラスティックなどの素材を使用したものがほとんどで、軽く取り回しが楽なので、長時間の歩きもさほど苦になりません。

スキーやスノボとはちょっと違う。服装と持ち物

スノーシューはもちろん、クロカンにしても普通のスキーと異なり、風を切って滑る場面はほとんどなし。歩くのが主体なので、すぐに汗をかきます。とはいえ、最初は寒いし、途中で休憩したりすると体が冷えます。このような状況に対応できるように次のような点に注意しましょう。

  • 状況に応じて、脱いだり着たりできる服装を。
  • 上着はスキーウェアのようなものだと動きづらいし、脱いだときにかさばるので、不向き。防水性や防風性に富んだウィンドブレイカーのようなものが最適。
  • 下着は汗を吸収するようなものは不可。速乾性の高いジョギング用などのものを使用がオススメ。
  • 手袋や帽子、サングラス、ゴーグルなどはスキー用のもので代用可。ただし、手袋はフリース素材のような軽いものの方が取り回しがラク。
レンタルする場合、クロスカントリースキーは板、ブーツ、ストックの3点セットが基本なので靴の心配がありませんが、スノーシューの場合、靴はレンタルに含まれません。雪山に適したスノーブーツなど、防水性のものを用意しましょう。

その他の持ち物については、スキーよりも夏のハイキングを想定してみると良いでしょう。日焼け止めや飲み水。そして、長い距離を行くなら、お弁当や暖かい飲み物をポットに入れて持っていくと、さらに楽しさがアップ!
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