LEXUS(レクサス)/LEXUSの車種情報・試乗レビュー

LSの熟成に、レクサスの再構築を見た(2ページ目)

マイナーチェンジを受けたレクサスLSが、そろそろ日本発売となる。LSの本当の魅力とは何かということを考えていたが、マイナーチェンジとは思えない進化に、レクサスを真のプレミアムブランドとして育てようとする意気込みが伝わってきた。

小川 義文

執筆者:小川 義文

車・写真撮影ガイド

ライバルにはない静的な質感

LS460

静的な質感、きめ細やかな心配りはレクサスならでは


インテリアに目を向ければ、そこにも斬新な空気が満ちていることが分かる。使われるマテリアルや仕上げ、その静的質感はライバルに対しても見劣りのない精密なもの。幻想的なアンビエントライト(間接照明)は日本人らしい配慮が感じられる。暗くなってからドアを開けるときっと誇らしく思えるはずで、ハイブリッドなら静寂も加わり、これほど癒される空間は他にないかもしれない。
LS600h

LS600hのインテリア。最先端の安全技術の採用もトピックス

LS460

LS460は4.6リッターV8ユニットを搭載。386hpをマークする


今回のマイナーチェンジとは思えない進化に、レクサスを真のプレミアムブランドとして育てようとする意気込みが伝わってきた。レクサスが世界で勝負するためには、自ずと“レクサスは何か”、“日本とは何か”を問い続けなければならないだろう。日本での発売は2012年10月の予定。
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