オシャレな電動クロスバイク ヤマハPAS VIENTA(2ページ目)

消費カロリーや走行スピードもわかる液晶メーターが便利

パス ヴィエンタのハンドルには、新開発の「液晶マルチファンクションメーター」が搭載されていて、バッテリーの残量表示や走行モードの切り替えボタンのほか、消費カロリーも表示されます。これはペダルを踏む力をトルクセンサーで感知し、走行で消費したカロリーの目安を表示する仕組み。電動アシスト自転車ならではの有酸素運動での走行をしていても、やはり気になるのが消費カロリー。液晶メーター左下のボタンを押すだけで確認できるので、走りの間にも気軽にチェックできて便利だなと実感しました。

新設定として「強モード」「標準モード」、平坦路にぴったりで節電になる「オートエコモードプラス」の3モードのほか、「アシストオフモード」も採用され、サイクルコンピュータとしての機能も発揮します。体調やオンオフの走行シーンに合わせて使えば、フィットネス効果もバッチリ期待できそうです。

そのほか、バッテリー残量と選択している走行モードからアシスト走行できる残りの距離の目安を表示する「残りアシスト走行可能距離」表示機能も新しく搭載されています。「このバッテリー容量だとあとどれくらい走れるんだろう？」という心配から解放されて、安心して走れるのは電動アシスト自転車にとってけっこうポイントが高いもの。液晶画面がくっきりと見やすい点も◎。ライトボタンがあるので夜間の走行中でもしっかりとチェックできます。

最大で900回繰り返し充電できる“長生き！バッテリー”

耐久性に優れたリチウムイオンバッテリーを採用することで、従来モデル（2010年発売モデル）と比較して約2倍繰り返し使えるようになっています。最大で約900回繰り返し継足し充電ができるので、グッとお得。しかも1回の充電時の電気代は約10円程度と省エネです。

パス ヴィエンタには6.0Ahのリチウムバッテリー搭載してあり、1充電（約3時間）あたりの走行距離は強モードで23km、オートエコモードなら35km。普通の自転車では足を延ばしにくかったところにも出かけられ、遠出の楽しみが増えそうですね。

オプションでフロントバスケットも取り付け可能

ヴィエンタにはオプションパーツも充実しています。バッグなどを入れて走ったり、買い物の際にも便利なフロントバスケットが取り付けられるフロントキャリアを標準装備。しっかりと安定感のあるスタンドにしたい場合は、両足スタンドへの付け換えも可能です。

急な悪天候時に気になる泥はねも、専用のフェンダー（泥よけ）が用意されています。

女性向けモデルでは随一のスポーティカジュアルモデル

ラインアップが驚くほど増えた電動アシスト自転車ですが、男性向けのスポーティタイプは多いものの、女性向けモデルだとどうしても実用性重視のものに偏りがちです。そうした中で、パス ヴィエンタはアクティブな女性に向けて新たな需要を掘り起こしたいと開発されたモデルだけあって、デザイン性の高さだけでなく、細部まで行き届いた設計で自転車好きのガイドも、「この電動アシストなら欲しい！」と納得しています。

スポーティモデルだからこそ、バスケットや泥よけはオプションになっていて、自分でカスタマイズしていけるところも魅力的。普通の自転車で十分と思っている人でも、アシスト機能があるからこその「より遠くへ」「より長く」「より快適に」を実感できるモデルだといえるのではないでしょうか。