理想を抱き続けた恋愛から、生活を共にできる女性に
恋愛向きの女性と、結婚できる彼女のタイプは違う!
現在、37歳のBくんは、それなりに人気も実力もそろっていた舞台役者。ルックスは今もスペシャルにカッコいいし、もっとも輝いていた時期はメジャーな舞台の3番手あたりを演じて注目を集めていたりもした。
けれど、35になった直後、大好きだった演劇の世界に見切りをつけて、小さな芸能プロダクションを立ち上げた。「周囲には、作品や役に恵まれれば、ブレイクできると言われていたけれど、キャリア15年、35歳の時点でそのチャンスがなかったのだから、転向しろというサインなんだと思う」と。
女子モテするだけでなく、老若男女に好かれるタイプの彼にとって、その人心掌握術(術というよりは、天性のものが大きい)と、これまでの人脈を活かしたプロダクションの社長業は向いていると思った。
ちなみに、Bくんは現在“結婚できる彼女”を募集中。それまでは、ひたすら理想が高いだけだったのに、ちゃんと生活を共にできる女性に目がむいているという。やはり、恋愛・結婚観でも転機を迎えている。
成熟による安定感を身に付けた男性が、結婚適齢期
ほかにも、35歳を機に、仕事と恋愛・結婚への考えをがらりと転換させた男性の例は枚挙にいとまがない。
もちろん、保守派に転向することが萎れているなんて単純に言い切れないし、健やかな成熟による安定感を身に付けたともいえる。だから、良いのか悪いのかではなくて、そういう男こそが、結婚適齢期だと思うのだ。好みかどうかは別問題だけれど。
そういえば、ある時、仕事はできるのに、いつも恋愛に溺れている感じの30代の女性がこう語っていたことがある。
「生きるエネルギーと性的な魅力が過剰に輝いている男が好き。そういう男となら結婚したいと思うけれど、男ってキラキラしている時は、結婚したがらないでしょう? 自分もそうだから、わかるもん。キラキラしている時を縛られたくない。結婚って、ちょっと疲れて輝きが失せないとしないよね」