昆布だしのとり方は?
煮干だしのとり方は?
一番だしのとり方は?
だし汁の保存はどうすればよい?
和食のだし汁に“昆布だし”は欠かせません!
昆布にはいろいろな種類がありますが、やはりそのまま食べてみて美味しい昆布からいいだし汁が出ます!
一番だしは「かつお節×昆布」、煮干だしも「煮干×昆布」といった組み合わせが基本となり、昆布が入ることで、料理の底味をしっかりと支える、和食の味付けのベースを作ることができるのです。まずはその昆布のだし汁からご紹介します。
水に浸すだけでもいい!基本の昆布だし
昆布はほこりなどがついていることがあるので、布巾を使うか、流水で表面をさっと洗ってから使いましょう
◆昆布だしのとり方(水出し法)◆
必要なだし汁の分量だけ水を用意し、その分量に対して1%の重量の昆布を入れて、1時間以上(できれば一晩ほど)水につけてできあがりです(1Lの昆布だしが必要であれば、10gの昆布を1Lの水に浸しておけばOK)。
◆昆布だしの補足・注意点◆
この水出しの方法で十分に美味しいのですが、だし汁に昆布を入れたまま火にかけても、昆布の味をさらに引き出すことができます。
これは料理によって、また、好みによって使い分ければよいと思います。ただ、沸騰直前に昆布を取り出さないと、昆布の臭みが出てしまうので注意が必要です。
煮干も水出しが簡単!すっきり味の万能煮干だし
煮干を購入する時は、身がきれいな銀色をしている煮干を選びましょう。一度開封したら鮮度が落ちやすいので、できれば冷凍保存で!
“煮干は頭と腹ワタを丁寧に取り除き……”といった紹介がされることが多いのですが、煮干だしも“水出し”をすれば非常に簡単にだし汁をとることができるのです。昆布だしと同じように、水につけるだけ、しかも頭や腹ワタは取りのぞく必要はありません。
◆煮干だしのとり方(水出し法)◆
水に対して1%の重量の煮干と昆布を入れ、一晩ほど水に浸しておけば、煮干だしのできあがりです(1Lの煮干だしが必要であれば、煮干と昆布を10gずつ、1Lの水に浸しておけばOK)。
◆煮干だしの補足・注意点◆
水出しの煮干だしは、煮干のくせが出にくいので、すっきりとした上品な煮干だしとなります。味噌汁や煮物だけではなく、煮干の風味が好きな方には、お吸い物やお浸しなどにも使うことができます。もちろん昆布だしと同じように、沸騰直前まで煮干と昆布を入れて火にかけて、煮干らしさをしっかり引き出しても、味噌汁などにはうってつけのだし汁となります。
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