フードプロセッサー/フードプロセッサー

フードプロセッサー・ブレンダーの選び方(2ページ目)

調理の下ごしらえが楽になると人気の、フードプロセッサー。最近は、定番の据え置き型に加え、スティック型も増えています。それぞれの特徴を整理しつつ、選び方のポイントをお伝えします。

執筆者:戸井田 園子


購入時のチェックポイント

タイプ別の特徴が整理できたら、購入前に何を確認すればよいかをまとめてご紹介します。確認項目をチェックしつつ、ご自分に最適なモノを選択してください。

■機能(できること)
最近はアタッチメントも豊富になり、材料を細かく粉砕する「切る・刻む」の他、材料を合わせて「混ぜる」、細かくした材料をさらにペースト状にする「つぶす」などができます。また、アタッチメントを変えれば「スライス・細切り・おろす」なども可能です。機能が多いほど、アタッチメントも増え価格も高くなります。自分にとって何が必要か、確認しておきましょう。

 

刻む
容器の中で刃を回転させて材料を細かく刻め、野菜のみじん切りや、肉・魚のミンチなどに利用します。スティック型は、専用のアタッチメント容器が必要となります。

混ぜる
餃子やハンバーグのタネ作りなど、材料を回転する刃で混ぜます。スティック型は「刻む」時に利用する容器を使うか、ボールなどに直接入れても利用可能。

つぶす
材料をつぶして、柔らかいペースト状にすることができる。ポタージュスープの仕上げやソース・ディップなどに便利。スティック型は、ボールや容器に直接入れて先端の刃で材料をつぶします。

スライス

きゅうり・玉ねぎ・レモン・キャベツの千切りなどが可能です。薄切りと厚切りができるモノもあり、厚切りは漬物などに重宝します。専用のアタッチメントが必要。

細切り

太め・細めの調節が可能なものもあり、じゃがいも・チョコレートの粗切りなど、食感が違う千切りができます。投入口の大きさによっては食材をカットする必要がありますが、かぼちゃなど硬いモノでも簡単にできるのは便利。専用のアタッチメントが必要。

こねる

クッキーやパンの生地・餃子の皮など、練ることができます。力と時間が必要になるパン生地や麺類などは、とても便利です。専用のアタッチメントが必要。

おろす

大根おろしやニンジンなど野菜をおろすだけでなく、粉チーズも簡単にできます。特に、直接手で持ちにくい長いもはおすすめ。専用のアタッチメントが必要。

泡立てる
スティック型は、先端に泡立て器をつけて高速回転で泡立てができます。据え置き型は、容器の中にアタッチメントを入れることで泡立てができるタイプも登場しています。

■基本性能
モーターの回転数を、低速や高速など何段階かに調節できるタイプが主流です。回転数の切り替えは、日々使う機能になりますので、切り替え易さも合わせてチェックしておきましょう。耐久性を重視するなら、刃の素材(ステンレスよりチタンが丈夫)や、容器の素材なども確認しておきましょう。

■安全性
容器が正しくセットされていないとスイッチが入らない、刃をいじっている時は回転しないなど、安全設計がされているかを確認しましょう。

■サイズ
容器の大きさにより一度に処理できる量が異なります。容器は、必要となる量に応じて選べるよう、様々なサイズが発売されています。一度に作りたい料理の量と合わせて、適切なサイズを選んで下さい。付属容器の他、アタッチメントがたくさんある場合は、収納場所も必要になります。置き場所だけでなく、収納場所も確保しておきたいものです。

■お手入れ
使用後は、洗浄が必要となります。洗うパーツはいくつあるのか、刃や容器が着脱しやすいかなどの他、食洗機で洗えるかも確認すると良いでしょう。また、本体の素材が樹脂かステンレスか、容器がプラスチックかガラスかなどにより、手入れのしやすさにも差がでますので、利用頻度と合わせて選ぶとよいでしょう。


以上がチェックしておきたいポイントです。ちなみに価格は、千円台~5万円台まで幅広くあります。価格差が大きく影響するのは、据え置き型かスティック型かの違いより、アタッチメントの多さや容量です。何をしたいのか、家族の人数や作る料理の量はどれくらいかを基準に、最適な一台を選んでみてください。

※続けて「メーカー別特徴」も合わせてご覧ください!

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