カナダ/カナダ基本情報

カナダのレンタカー(3ページ目)

世界で2番目に大きな国カナダ。観光ポイントの距離が大きく離れているところもあり、効率よく回るには車が一番!というわけで、レンタカーの出番。様々な基本情報やおススメルートを紹介します!

執筆者:下村 猛

ここに注意!カナダの道路事情、交通法規

町の外では、道路脇に何もない道路も当たり前undefined(C) Tourism BC

町の外では、道路脇に何もない道路も当たり前 (C) Tourism BC

カナダもバンクーバーやトロントなどの都市部では道路も狭く、一方通行が多いため、やや運転しづらいところはありますが、郊外では道路も広く、交通量も少ないため、快適にドライブできます。また、お隣のアメリカとは異なり、カナダでは距離や速度はキロ表示、ガソリンはリッター表示と日本と同じなので分かりやすい! ただし、もちろん全てが日本と同じというわけではありません。ちょっとした交通法規や道路事情の違いから大きな事故につながることもあります。これは日本とは違う……という点をまとめました。

右側通行

ご存知の通り、北米では右側通行、基本は左ハンドルの車です。日本の皆さんには左側通行が体に染み付いていると思うので、やはり最初は違和感を感じますが、違和感があるうちはむしろ大丈夫。逆に慣れてきたときこそ、要注意! たとえば、順調にハイウェイの直線区間を走ってきて町に入り、交差点で角を曲がった時に、何気なく左側の車線に入ってしまったり。こういうミスは結構多いので、注意しましょう。

赤信号でも右折は可能

特に禁止の標識がなければ、一旦停止し、安全確認の上、赤信号であっても右折できます。赤だと思ってじっと待っていると、後ろからクラクションを鳴らされて、びっくりします。

スクールバス

黄色のバスを見たら、徐行するくらいの気持ちで

黄色のバスを見たら、徐行するくらいの気持ちで

黄色いスクールバスはカナダやアメリカの各地で見られますが、スクールバスに生徒が乗車降車しているときには、バスの側面から赤い"STOP"のサインが出せれます。このサインが出ている間は、生徒の安全を守るために、同じ車線にいる後続車も、対向車も停車する義務があります。サインがなくなるまで、待ちましょう。

 

直線区間

直線が続く対面通行の道路。これでもハイウェイ (C) Tourism BC

直線が続く対面通行の道路。これでもハイウェイ (C) Tourism BC

カナディアンロッキーから東側の平原地帯では、広い平原の中に直線道路が10km以上続くようなところが当たり前。最初こそその広大な風景に感動しますが、これが1時間以上続くと徐々に注意力が散漫になり、居眠り運転など事故の原因になることも! 適度に休憩しながら、安全運転に努めてください。

 

ハイウェイなのに、対面通行

一部道路を除き、カナダではハイウェイも無料です。ただ地方に行くと、ハイウェイと一般道路の区別がほとんどありません。町中の一般道路を走っていて、そのまま町の外に出たら、気付かないうちにハイウェイになっていたという感じ。こうした道路では、1車線ずつの対面通行の道路なのに、制限速度100kmというような道路もあります。特に追い越しをかけるときには、対向車線にはみ出ることになりますので、対向車線の車の動きにも十分注意しましょう。

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