中国株を買ってみよう
更新日:2011年02月28日
テンセントは中国最大のネット企業です。インスタントメッセンジャー「QQ」のアクティブユーザー数は6億を超えていますが、この無料会員を増やし、各種課金サービスへと誘導するビジネスモデルです。
テンセント(00700):中国ネット業界最大級の企業
テンセントは2004年6月、香港市場に初めて上場した中国インターネット企業で、2008年6月10日に香港ハンセン指数採用銘柄に格上げされました。コンサルティング会社であるiResearchによると、2010年の中国インターネットの市場規模は1548.4億元で、2009年比57.5%成長しました。さらに、iResearchは2014年の中国のインターネットの市場規模が7811.3億元になり、2010年比で、なんと4倍に拡大すると予測しています。インターネット人口は4億5000万人に達しています。
中国ではこの巨大なインターネット市場を巡って数多くの企業が現在急成長をみせています。中国のIT企業といっても様々な業種があり、ヤフーにあたるようなポータルサイトを持って複数のサービスや広告を行う企業から、グーグルのように検索エンジンを無料で提供して広告収入を得るモデル、それからオンラインゲームを専門とする企業、携帯サービスに特化した企業、オンライン旅行代理店、オンライン求人サービスなどです。
テンセント(騰訊)はシーナ(新波網)、ソーフー(捜狐)、ネットイーズ(網易)と合わせて中国の4大ポータルサイトと呼ばれ、4社でポータル市場の4分の3を占める一角となっています。有力な中国IT企業の多くは本土や香港に上場せず、米国ニューヨークに上場するケースが続出しています。恐らく香港よりもナスダックに上場した方が、株価が高めに評価され、資金調達に有利と判断する経営者が多いのだと思います。ちなみに前述4社のうち、テンセント以外の3社は米国に上場しています。
そのような中、テンセントはアリババと並んで数少ない香港上場のIT企業ですが、売上ではニューヨーク上場のどの中国IT企業よりも大きな会社です。また過去数年の売上成長率にしても、アリババ、バイドゥー(検索エンジンの百度)と並んで数多くの中国IT企業の中でも最も速い企業の1つです。また、ROE(株主資本利益率)でも70%を超える、香港上場企業の中で最もファンダメンタルズの良い企業の1つです。