ウィスラー

北米トップクラスのスキーリゾート、ウィスラ－　　

バンクーバーの北約110kmのところに位置するウィスラー。バンクーバー冬季五輪ではアルペンスキー、ジャンプ、ボブスレーなどの競技会場として使用されました。このウィスラー、ウィスラーとブラッコムという2つの山にまたがった大きなリゾート地なので、「ウィスラー・ブラッコム」と呼ばれることが多く、北米ではトップにランクされるスキーリゾートして知られています。

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ウィスラー・ブラッコムの魅力は、冬場だけではありません。バンクーバーからは車でわずか1時間半というアクセスの良さ、カナディアンロッキーにも負けない風景や多彩なアクティビティから夏の山岳リゾートしても魅力的な場所。もちろん、宿泊施設も多彩で、リゾートの雰囲気をたっぷり味わえるデラックスホテルや、長期滞在にぴったりなコンドミニアムタイプなど、予算や滞在のスタイルに合わせたホテル選びが可能です。

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この記事では、ウィスラー・ブラッコムを楽しむために必要な服装、気候、アクセス、観光ポイントを紹介します。

ウィスラーへのアクセス

ウィスラーには空港がなく、最寄りのバンクーバーから車でのアクセスが一般的。バス・車での移動、もしくは、ノースバンクーバーからの列車の利用も可能ですが、どちらを使うにしても、沿線の風景が大変美しいので、ウィスラーまでの移動もぜひ楽しみたいところ。車、列車それぞれの場合の見どころを簡単に紹介しておきましょう。

車でのアクセス、シートゥースカイハイウェイ

空港、ダウンタウンいずれの場所からも長距離バスが運行されており、ダウンタウンからは1時間半、空港からは約2時間が移動時間の目安です。ウィスラーまでの道路99号線は通称Sea to Sky Highway（シートゥースカイハイウェイ）と呼ばれ、自動車のCMでも頻繁に利用されるほど、風光明媚な道路。

その名の通り、前半はハウ海峡（＝Sea）という海岸線に沿って進み、後半は高くそびえる山々（＝スカイ）の間を縫って走ります。また、途上にはシャノンフォールズ、ブランディーワインフォールズといった滝があり、時間があれば、ぜひ立ち寄りたい場所です。

列車でのアクセス　ウィスラー・シートゥースカイ・クライム

ウィスラーへの移動手段として人気が高いのがウィスラー・シートゥースカイ・クライムと呼ばれる列車。夏場のみの運行で、朝のバンクーバー発ウィスラー行き、午後のウィスラー発バンクーバー行きの1往復が運行されています。

列車は一般車両のウィスラークラシッククラスのモノクラス編成。以前は天井の一部までガラス張りになったウィスラードームクラスがありましたが、現在その車両の連結は行われておりません。車内で軽食と飲み物（アルコール類は除く）が含まれているので、朝食やおやつ代わりにはなります。

約3時間の列車の旅ですが、この列車は単なる移動手段ではなく、列車に乗ることそのものが観光。列車にはトロッコのようなオープンデッキ車両が連結されており、この車両には自由に出入りできます。景色の美しい観光ポイントでは、列車は徐行運転になるので、写真を撮ったり、十分に風景を堪能できます。

＜DATA＞
■Rocky Mountaineer Whistler Sea to Sky Climb
運行期間：2014年度は5月18日～9月24日の火曜・水曜以外。ただし、9月23、24日は運行あり
運行スケジュール：ノースバンクーバー午前8:00時発⇒ウィスラー午前11:30着、ウィスラー15:30発⇒ノースバンクーバー18:20着
料金（税別）：大人169カナダドル／子供109カナダドル
注意：ノースバンクーバー駅、ウィスラー駅ともに、市内より距離があるが、どちらも主要ホテルからのシャトルバスが料金に含まれる。予約時にどのホテルからシャトルバスに乗るか、選択可能