転職活動を始める前に

更新日:2008年05月26日

絶対に採用したくないのはこんな人!

「こんな人は採用したくない…」そんな気になる経営者、採用者の本音をご紹介。採用に関わっている人はもちろん、転職を考えている人にも参考になるはず。さあ、あなたは大丈夫…?

■姿勢の悪い人
猫背、腕組み、大きく開いた足…あなたの姿勢、見られています。
猫背、腕組み、大きく開いた足…あなたの姿勢、見られています。

猫背の方はどうにも印象がよくないものです。特に営業職を希望している方などは、意識的に注意したほうが良いでしょう。小さく見えてしまい、あまり好印象とはいえません。

■貧乏ゆすりをしてしまう人
はっきりいって、すごく損をしています。落ち着きがなく見えます。あのコキザミにひざがゆれて、微妙に「とんとんとん」と音がすると、面接をしていても、良い気持ちになれません。

■「絶対」をよく使う人
志望動機や自己PRの際に、「絶対」という言葉をよく使う人。「絶対」という言葉を使うべく場面は、そんなに多くはないはずです。自分を正当化したい、自分の意見を正しいと信じてもらいたいという思いから、そのような発言をする方が多いのですが、「絶対」と言っているわりには根拠がないのです。「御社に仮に入社できれば、絶対に売上に貢献します」この発言自体が悪いわけではないのですが、その後に、「ではその根拠は?」と求められたときに、なんらかの実績、裏づけが欲しいところです。言葉だけの「絶対」を連発しないことです。

アドバイス:「絶対」と言いたくなる部分を、「約何割」や、「いくら」、「どれくらい」など具体的な数字に落とすように訓練しましょう。

■「まぁ」「とりあえず」をよく使う人
何か質問されたときに、「まぁそうですね。」など、「まぁ」、「とりあえず」という言葉が口癖になっている人がいます。聞いていて、気持ちの良いものではありません。単なる口癖なのかもしれませんが、相手がどう感じるのかを考えていない人だと思われる場合があります。この言葉以外でも「口癖」は誰にでもあると思います。しかし、TPOをわきまえないといけません。私の場合は「ぶっちゃけ」。ついつい楽なので、この言葉を使いがちですが、場面によっては、どうみても不適切な言葉です。

アドバイス:結論から話をするように心がけましょう。この言葉は、自分の頭がまとまっていないときに、ついでてしまう傾向があるので、まず何を話すべきかをまとめてから話しましょう。

■教育、研修のしっかりした会社に入りたいと思っている人
気持ちはわかるのですが、中途採用というものは、「何かを会社から得たい人」ではなく、「何かを会社のために貢献し、成果の出せる人」にニーズがあります。会社は学校ではありません。自分で学び、わからないことはまず調べ、そして人に聞くという姿勢、気持ちが重要です。会社からお金をもらっているのに、学生気分が抜け切れない方が、昨今はとても多いと伺います。「最近の若いものはなっとらん」というわけです。この言葉、古代ローマ時代から言われているらしいので、今に始まったことではないのでしょうが。

アドバイス:「会社は学校ではない」ということを再度認識しましょう。「お金が支払われる」ということは、それ相当のアウトプットを出すべきものです。

■転職理由を、すべて会社の責任にしている人
誰にでもネガティブな理由はあります。転職の理由もひとつではなく、ふたつぐらいある人も多いものです。面接官は、模範解答を期待しているわけではありません。「評価に納得できなかった」「上司とどうしても合わなかった」「会社の将来性が不安だった」「昇進できるところまではある程度してしまい、先が見えてしまった」「そもそも自分の今いる業界に興味がないことがわかった」「経営者がアホだと思った」など、本音で言えば、転職理由というのはネガティブなものです。しかし、その上で、
(1)自分としての反省点はないのか?
(2)できる限りのことはしたのか?

このふたつは気になります。
すべてが良いところばかりの「人」がいないのと同様に、すべてが良いところばかりの「会社」は存在しません。深く質問されたときに、自分の反省点は見出せず、ただ傲慢に会社が悪いと憤っている人は、怖くて採用ができないものです。同様の理由で会社を相手どって裁判を起こしているとか、何らかの労働争議を起こしている人も稀にいらっしゃいます。法律上は何も問題のない行為ですし、個人の自由で良いと思うのですが、いざそういう人を採用する段階となったとき、企業側がついおっかなびっくりになってしまうのは当然のことです。

アドバイス:全ての物事には、「原因」と「結果」があると、一度考えてみましょう。そして、その「原因」は自分にあると考えることで、人は成長するものです。

■圧迫面接をしたときに、感情的になる人
会社によっては、その方の本質を見抜くために、「なんで、なんで、なんで」と矢継ぎ早に質問をしたり、不快にさせるような切り替えしをしてきます。わざと相手を圧迫するわけです。なんでこんなことをするのかといえば、仕事をしているとやりにくい相手、理不尽なことはどの会社でも必ずあります。そのようなときの反応がみたいというのが面接官の本音です。にもかかわらず、怒ってしまったり、すぐに不快な顔をしてしまったり、人によっては席を立って出て行く場合もあります。
「そのような手法を使わないと人を見抜けないなら、そんな会社はいきたくない」と言うのであれば、それはそれでいいでしょう。しかし、企業も面接者に本当に沢山騙されているものです。面接だけ上手な人というのも私が知っている限り、結構な数存在するものです。多少は大目にみていただいて、大人な対応をしていただきたいと思っています。

アドバイス:感情的になって得な場面ではありません。面接は、真剣なゲームに似ていると思います。ひとまず冷静に、「相手も大変だ」と考えてみてはいかがでしょう。

■質問がまったくできない人
相手がいろいろと話をしていることに対して、まったく質問ができない人がいます。質問がないというのは、興味がないと判断されてしまうことがあります。無理に質問をする必要はないのですが、自分がその会社の働こうと思ったときに、聞きたいという内容があるはずで、それを聞いて欲しいのです。短時間の面接の中で、「自分が明日からバッチリ働けるイメージがついた」ということはあまりないはずです。

アドバイス:質問を事前に10個ほど、メモ書きで用意しておきましょう。もし事前に質問が思いつかないときは、質問が得意そうな人からアドバイスを受けてみては。

今回はややネガティブな印象を含んでしまっていますが、何らかの参考になればと思っています。ちなみに、経営者や人事の方も、採用やその後の教育、育成には相当悩んでいます。「人」の問題こそ重要だとわかっていても、どうやって人を見抜くのか、そしてどう育成するのか。そこに正解はないのです。

【参考文献】
鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール 野口 嘉則
人材を逃さない 見抜く面接質問50 キャロル・マーティン (著) 岡村 桂 (翻訳)

面接者側からみた、ケーススタディです。面接受験者からすると、かなりヒントとなる内容を含んでいて、今販売されている書籍のなかでも異色です。面接とその回答が3パターンあり、評価をしてあります。なかなか参考になります。

【関連記事】
採用面接NG発言集 (ガイド記事)
スキルチェックで自己分析 (ガイド記事)

(執筆者:高野 秀敏)

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この記事の担当ガイド

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小松 俊明

ヘッドハンターとして、グローバル企業の管理職採用に携わる。ビジネスマンの働き方、キャリアや転職、自己…

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