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両立の秘訣その1 これだけは心に留めておこう

仕事と学業の両立は本当に大変ですよね。でも大変なのは、あなただけじゃないのです。

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド

社会人学生にとって悩みの種はやはり、仕事と学業の両立。

「また今日も行けなかった…。」
大切な会議のために授業を欠席せざるを得なかったり、試験勉強で睡眠時間を削ったりと涙なくして語れない社会人学生生活。誰かに聞いて欲しい時もあれば、言い訳したい時もありますよね。でもなぜこんな生活を続けているのか、つらくなった時は初心に戻ってみましょう。なぜあなたは大学進学を決めたのですか?理由は人それぞれですが、誰にも共通して言えることは、あなたは自分の意志で仕事と学業の両立を選んだのだということです。どうやって今後続けていくか、何が自分にとって重要か、つらいとき、迷った時は一度立ち止まって考えてみましょう。必ず解決法はあるはずです。

大学の話を職場でする場合、ちょっと注意してみて下さい。というのも、ちょっとした言葉づかいから、聞き手によっては自慢ととられてしまったり、また例え今までどおり仕事をこなしたとしても、時には「だから業務に支障が出てるんだ」といらぬ判断をされてしまう場合もあります。また通学のための定時退社も、最初はともかく、何年も続けば、職場の理解を継続するのは難しくなる可能性も、なくはありません

会社はあなたの労働力に対して給与という形でお金を支払っています。お金をもらっている以上、やるべき仕事をこなす、というのは当然ですよね。もしあなたが経営者だったら、せっかく自分が見込んで採用した社員が「大学の勉強が忙しいから」といって、業務に支障をきたしているようなら悲しいですよね。

ここでもう一つ、大変なのはあなただけではない!ということを心に留めておきましょう。
上司や部下や同僚だってみんな問題を抱えています。家族の病気や、子供の教育、恋愛、資格取得、転職など悩みは人それぞれ。みんな言わないけど内に秘めてるだけかもしれません。快く応援してくれている様に見える人でも、本当はあなたの苦労話を聞く余裕がないくらい、つらい悩みを抱えているかもしれない。くれぐれもあなたを理解してくれている方々への感謝の気持ちを忘れない様にしたいものです。

授業はどんどん進んでいきます。あなたが例え仕事を理由に遅刻しても休んでも、学校側にはなんら支障はありません。そしてそのせいで授業についていけなくなったとしても、厳しい様ですが、本人の責任です。学校は勉強の機会を与えるだけであり、あなたはそれに対してお金を支払っています。学費を無駄にするかしないか、は本人次第。仕事をしながら学校に通うってこういうことなんですね。

みなさんは仕事、あるいは家庭と学業をどうやってうまく両立していますか?ぜひメールにて体験談をお寄せ下さい。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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