注目のタワーマンション・大規模マンション

更新日:2006年06月23日

都心の超高層マンションブームはいつまで?

都心部では超高層マンションの活発な供給が続いていますが、一方で地価上昇にともないマンション供給が郊外へシフトする動きも見られます。ブームともいえる超高層マンションの大量供給はいつまで続くのでしょうか。

23区のマンション供給が前年比2割ダウン

マンション市場が変わりつつあるようです。首都圏では2004年までは地価下落にともなうマンション立地の都心回帰で東京23区での供給が増えましたが、2005年は前年比2割強減って3万1,025戸でした(不動産経済研究所調べ)。

減ったといっても3万戸を超えており、1998年以前のように2万戸台まで落ち込んだわけではありません。とはいえ、2006年の1~4月の23区は前年比6.7%の減となっているので、都心部での供給ダウンの傾向は続いているようです。

ただ、着工戸数では、06年2~4月の23区は3カ月連続で前年比2ケタの増加となっています(東京都調べ)。着工戸数は販売戸数に先行すると考えられるので、今後は都心部での供給が少し回復するかもしれません。

増加基調が続いている超高層マンション供給

2006年以降、首都圏では8万戸を超える超高層マンションが建つ予定だ
2006年以降、首都圏では8万戸を超える超高層マンションが建つ予定だ
なかでも都心部での供給が多い超高層マンション(20階建て以上※)については、今後も活発な供給が見込まれています。同じく不動産経済研究所の今年3月末時点の調査によると、2006年以降に東京23区内で完成を予定している超高層マンションは227棟、8万4,650戸で、1年前に比べて11棟、3,463戸増えました。 
※明確な定義はないのだが、20階建て以上でタワー型のマンションを、一般的にタワーマンション、または超高層マンションと呼んでいる。 
 
ちなみに首都圏では337棟、12万145戸、近畿圏では94棟、2万4,560戸の超高層マンションが2006年以降に完成する予定です。全国では501棟、15万7,110戸で、1年前より51棟、1万7,227戸増えています。

超高層マンションの建設・計画が増加している理由として、同社では(1)都心部で工場などの大規模用地が放出されていること、(2)各地で駅前再開発が進捗していること、(3)超高層マンションの販売が好調なこと、を挙げています。

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大森 広司

ベテラン住宅ライターが、マンション選びからお金の話まで分かりやすく解説。

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