桜海老の香ばしさと鮭の塩味が行き渡った「ぱえりあ」。
シメのご飯は、「ぱえりあ」。日本料理店でよく見かける炊き込みご飯などではないところが、ちょっと目新しい演出ですよね。
で、何故、ひらがな? それは、和の食事だから。その証拠に、通常の「パエリア」の食材とリンクするのは、ムール貝とアサリくらい。「ぱえりあ」には鮭、桜海老、イクラなどが入っています。
またご飯の色も、サフランを使った「パエリア」が黄色なら、桜海老を使った「ぱえりあ」はオレンジ。とても目を引く彩りです。
いただいてみると、味がご飯についていると言うより、ご飯の中に味が詰まっていると言った方が適切なくらい、一粒一粒に桜海老の香ばしさと鮭の塩味が行き渡っています。そこにイクラのとろっとした甘みが加わり、まさに極上のひと口。ご飯自体もしっとりしていて、それまでの満腹感を忘れてしまう美味しさです。
フィナーレは3つ揃った盛りだくさんのデザート。
デザートは、「あんみつ、杏仁豆腐、プリンの盛り合わせ」。
あんみつは、寒天のかわりに、愛玉子(台湾のゼリー)を使用。そのため、ほとんど甘さを感じませんが、かすかにもちっとして、ゼリーと寒天のちょうど間のような食感がおもしろいです。
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| デザートの中に一品・あんみつ。 |
甘みは、丸く固められた餡から。この餡が、2個ほど入っていたフランボワーズと同じくらいの丸さにしてあるので、見た目がころころしてちょっとかわいいです。
苺と餡は一緒に食べる機会がよくありますが、フランボワーズと餡は初めて。意外に相性がいいことに、小さなサプライズがありました。
杏仁豆腐は小さな器ながら、かなり濃厚。甘さ控えめなあんみつからいただいたので、メリハリがありました。中には、柿やキウイが入っています。
プリンも、それ自体はかなり甘さ控えめ。でも、固めに仕上げた表面にスプーンを入れると、ぶわっと甘いカラメルが溢れてきます。カラメルはとろっとしたものが多いですが、ここのはさらさらと水に近いので、あっという間に表面に広がります。味わいはどこか昔風で、懐かしい感じ。
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| ゆったりできる1室のみの完全個室。 |
充分なお料理で満足させた後、「ぱえりあ」を提供し、デザートは盛りだくさん。これで6,500円は、夜のお値段としてはとてもお得です。行く価値は、十二分。
これらのお料理は、料理長いわく、「カウンター越しにゲストの方々の食べる姿を見て、求められる味を考え、生み出すことが多い」そう。とすると、もしかしたら次のメニューは、あなたの姿?
「もっともっと旬の食材を導いていけるよう、ブラッシュアップしていきたい」との言葉に、力がこもっていたのが思い出されます。
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| 「食幹」の入口。店内は階段を下りた地下1F。 |
<店データ>
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食幹所在地:渋谷区渋谷3-5-5
HAKKAビルB1F
TEL:03-3797-1911
営業時間
ランチ 11:45~14:00 (月~金)
ディナー 18:00~23:00 (LO)0:00(Close)
定休日:日・祝
JR・東横線・銀座線・半蔵門線渋谷駅東口徒歩約10分
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