Yさんはデザイナーの奥さんと長男・長女の4人家族です。ちょうど某ネット運営会社のキャンペーンの手助けもあり無事にネット回線が自宅に開通。友人から誘われてネットゲームを始めました。
最初は友人の誘いということで付き合い程度にやっていたYさんですが、だんだんとその習慣がエスカレート。朝起きれば、とりあえずパソコンを立ち上げて、出勤前にもゲームをするようになってしまいました。当然、家族の人も呆れ顔。
長男の受験が依存性克服のきっかけに
しかし、そんなYさんに運命の時が! 長男高校受験が迫ってきたのです。
ネットゲームに没頭している父親のYさんに対して長男が嫉妬。遂にYさん一家では父親であるYさんに長男の高校受験が終わるまでネットゲームの禁止令が出ました。
さすがに我が子の受験に影響があってはと半年間のネットゲーム断ちに入ったYさん。そのネットゲームに誘ってくれた友人からもゲーム内での話題を聞いたりすれば何度も復帰したくてパソコンの電源を入れようかと悩んだそうです。でも1ヶ月、2ヶ月と時間が経ってくれば、その苛立ちも自然と治まってきました。
春になり高校受験は終了。無事に長男も志望校に受かり家族での奮闘した半年間の努力は実りました。Yさんはというと、半年間の間に、すっかりとネットゲーム依存症が体から抜けていたそうです。
しかし、自分のデータは今でも保存されているので、ネットゲームの中に戻ろうとすれば何時でも戻れる…。そんな状況がYさんのネットゲームにおける依存を軽くしているようです。
『習慣型』依存性克服法・対処法
■自分が『習慣型』依存性だと自覚している場合『習慣型』の特徴は、毎朝・毎晩など周期的にやっているうちに、徐々にエスカレートしてしまうことです。しかし、Yさんのように何らかの理由でネットゲームから一時期ですが離れてしまうと、その周期的な衝動がなくなっていき、依存性から離脱できる可能性が高くなります。最初はイライラしたり、不安になるなど落ち着かないこともあるかもしれませんが、
一度インターネットから離れてみるというのが最も効果的な方法だと思います。
■周囲に『習慣型』依存性の人がいる場合『習慣型』依存性の人が定期的にインターネットに接続するのを防止する策を講じましょう。例えば、家族揃ってインターネット環境のない場所に旅行に行く、いつもインターネットを始める時間に別のことをするように誘うなどすると良いかもしれません。