日本画/日本画関連情報

JSP-Portrait-小原祐介

・・・特に赤の発色を大切にしています。色はどれも好きですが、描いているうちに自然と次の色を考えています。そして要所要所に必ずと言っていいほど赤が入ってきます。

執筆者:松原 洋一

※
小原祐介 KOBARA YUSUKE
1978年 千葉県生まれ
2005年 武蔵野美術大学大学院日本画コース修了


常に思うことですが、制作は本当に楽しい。 下地を塗り、箔を押し、箔を焼き、下図を描いて彩色する。 などやり方はいろいろありますが、すべてが毎回新鮮です。 趣味は車に乗ること、車を弄ること、その他生活においても無い物は作り壊れたものは直す。何か作業をしているときが一番幸せです。

All Aboutで興味あるテーマ:「」です!!!

個展の予定
会期:2008年11月17日(月)~12月11日(木)
会場:表参道・ギャラリーショアウッド

 


制作の視点

色に惹かれてモチーフを選ぶことが多いです。その他、この形、こんな色で描きたい!と思ったら即制作を始めます。形あるモチーフももちろん大切ですが、それを取り巻く空間の色が頭の中で先に決まり、完成までの一連のイメージが浮かび創作意欲に繋がります。

作品について

特に赤の発色を大切にしています。色はどれも好きですが、描いているうちに自然と次の色を考えています。そして要所要所に必ずと言っていいほど赤が入ってきます。
モチーフとしているものは作りの繊細な植物、そして虫、空間。形あるものだけでなくそれを取り巻く空間も大切なモチーフの一つです。画面から目に見えない香りや時間の流れなどを感じられることも制作する上での重要な構成要因の一つです。

小原祐介
「赤い孔雀仙人掌」

いま関心のあること

今日現在関心のあることといえば、制作を除けば車・オーディオ・家具(部屋作り)などでしょうか、なんだかミーハーな気もしますが、どれも機能美を追求してしまいます。
誰もが百も承知な事実とは思いますが、機能的に優れているものは本当に美しいと思います。それは視覚的にはもちろんのこと、時には心を研ぎ澄ませ、また時には心の安らぐ空間として人を迎えてくれます。
気づけば「居心地のいい場所作り」をどんな時でも追究しています。 それは人間関係でも生きているような気がします。
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