ワクワクイベント!バレンタインデー!
今年のバレンタインは誰にあげますか? |
そこで今回は、バレンタインの主役であるチョコレートの知識と、簡単に作れるチョコレートムースの作り方を紹介します。お子さんと一緒にチョコレートの来歴を学びながら、ぜひ作ってみてください。
チョコレートは甘くなく、苦い?
チョコレートは本当は甘くない? |
が、チョコレートはダイエットの強い味方になる食品とのことなのです。タレントの楠田枝里子さんが、自ら医師と一緒にデータをとって解明したのです。それについては、楠田さんの著書である「チョコレート・ダイエット」に詳しく書かれています。
チョコレートの原料に甘みはない!
まず1つ目の真実は、チョコレートの原料となるカカオマス(カカオの樹の実を焙煎したもの)は甘くないということ。実は、カカオ自体に甘味はなく、私達がチョコレートを食べて感じる甘味は砂糖の甘味なのです。よって、カカオの含有率が高いチョコレートを食べると「苦味」を感じます。この苦味はカカオマス・ポリフェノールといって、体にとてもいい成分。最近はワインや緑茶、黒豆などもこのポリフェノールが含まれていることで有名ですね。
チョコレートは薬だった!
2つ目の真実はチョコレートは昔、薬だったということ。今でこそ、チョコレートはデザートの王様として君臨していますが、最初にヨーロッパに登場した時は薬として輸入されていました。歯痛や胃腸の弱い人に、他の食べ物と一緒にドリンクにして飲ませ、毒消しとして使われていたそう。今日では科学的な解明により、前述のカカオマス・ポリフェノールによる活性酸素抑制の効果がわかってきました。それによってガンが抑制されたり、動脈硬化が抑制されたりする作用も解明されています。老化防止にもカカオマス・ポリフェノールは効果的で、特に胃に関する病気には効果てきめんとされています。
それから!ちょっと意外なのですが、チョコレートは虫歯予防にも効果があるそうです。これはカカオマス・ポリフェノールが歯垢を作りにくくする効果をもっているからだそう(もちろん、お菓子としてのチョコレートは砂糖が入っているので、歯をちゃんと磨きましょうね)。虫歯予防の働きをする成分がチョコレートに含まれているなんて、なんだか不思議ですね。